バナナの実験

今さっきテレビでやってた、バナナを5分で甘くする方法。
ちょうど渋い青バナナある。
私は熟してない甘味の薄いバナナなら食べるので皮の青いバナナを見かけたら買う。
が、そのうち食べようと思って冷蔵庫に入れたまま放置して忘れ、
思い出した頃には真っ黒なゲル状の妖怪に変身しており、結局食べそびれる。
今回はまだ買ったばかりの青バナナ、甘味は薄く渋みが舌に残る。
しばらく置かないと渋は抜けないので冷蔵庫にしまってあった。


で、今見たテレビの番組ではバナナを＋50℃の湯に5分間浸けると甘くなるという。
どれ、本当かどうかやってみよう。
まず湯温を50℃に合わせる。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　

青バナナを１本取り出した。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　


青バナナを50℃の湯に5分間浸ける。
この渋い青バナナがどこまで甘くなるか。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　


青バナナを湯から取り出した。
見た目は変わらない。
しかし食べてみたらかなり甘くなっている。
番組の話では湯から上げて1時間後くらいには更に甘くなっているという。
だからと言ってそんなにバナナばかり食らうとますますバナナが嫌いになるので
1時間常温放置したバナナを今ここで食べる実験はやめておく。
興味のある方は是非お試しを。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　


なるほど。
バナナを50℃の湯に5分間浸けると甘くなるというのは本当であったか。
でも私は甘いバナナは好きではない。
バナナを食べるのは自分が低カリウムになり易い事と
アレルギー改善目的でヨーグルトと共に摂取するためである。
食欲と嗜好を無視して体調管理のために嫌々食べるのでつい放置して
でろでろの真っ黒なゲル状の妖怪に変身させてしまいがちである。
こんな具合に。↘

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　(2007-11-12 01:14:25撮影)


ところが今回のように50℃の湯に5分間浸けたバナナは時間が経っても、
また冷蔵庫に突っ込んだとしても皮が黒く変色せず何週間も保存可能…(本当か？)
…という話なので、残りのバナナを全部湯に浸けた。
冷蔵庫から取り出したばかりで冷えているバナナで湯温が下がるため、何度か差し湯をした。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　


これらのバナナを来月半ば頃までには思い出して、
皮が黒く変色していないかゲル状の妖怪に変身していないかどうか、
観察してみようと思う。。。もし憶えていられたらね。




(追記)
人畜無害なバナナを何故嫌いかと言うと、
それはあの熟れた甘ったるいバナナのつんと鼻に来る匂いがダメである。
子供の頃は確かバナナを好きだった筈であるが、
20歳過ぎて急性膵炎のため長期入院した当時、
約1ヶ月の絶飲食の後リハビリ食から膵炎食に格上げして間もなく、
私の食膳にバナナが付いて来た。
それも朝昼晩3食、常温のバナナ1/2本。
当時同室者達の食膳には季節の果物が一日1回だけ付いて来た。
モモ、ネーブル、ブドウ、スイカ、メロン…
一日3回毎日バナナよりも、一日1回だけの日替わり果物が良いに決まっている。
気温30℃にもなる夏の暑い時期に半分に切った常温バナナの匂いは鼻にしつこく付いて、
以来バナナがすっかり嫌いになった恨めしい体験によるものである。