幻野通信 デジタル・バージョン

入場無料!山形現代美術館、5/3オープン!!

新刊発売中

2013年02月04日 20時20分02秒 | Weblog
東北幻野主宰大原螢著 小説『トホホの海 鳥海高校、僕らの演劇革命』
好評発売中です。売れ切れ続出とか。

1200円(税別)です。かつて無いほど読みやすい本ですよ。

以下、河北新報からの転載です。


高校教員の傍ら山形の風土に根差した芸術文化を探究してきた前山形東高校長の大原螢(ほたる)さん(62)=本名・渡部泰山、新庄市=が、小説「トホホの海~鳥海高校、僕らの演劇革命」を刊行した。困難と向き合い、生徒とともに演劇をつくり上げる物語。教員時代の記憶を基に小説に初めて挑戦し、教育の在りように一石を投じた。

 「トホホの海」は架空の「鳥海高校」が舞台。生徒の態度や家庭環境に問題があるのに、教員はどこか直視することを避けている-といった設定で物語は始まる。
 主人公の新任教頭「篠田先生」が呼び掛け、生徒が演劇をすることになる。やる気のある生徒ばかりでない。篠田教頭は「トホホ…」の連続だ。本番までの生徒との心の対話などを通じ、教育の厳しさや喜びを描いた。
 10年余り前、庄内地方の高校で教頭を務めた大原さんの実体験を基にした。社会科教員として身を置いた教育現場をテーマにするのは初めてだ。
 大原さんは「教育のことは、書けば書くほど本質が逃げていく難しさがある。小説だからこそ、文学のリアリティーを持って本質に迫れたのかもしれない」と話す。
 2011年3月の定年退職後、山形大大学院教育実践研究科准教授に就いた大原さんは、以前から、地域文化が果たす役割を考察する著書「東北芸術文化の水脈」などの刊行を重ねてきた。
 今回の作品は共著を含め21冊目。このテーマと素材を一冊の本にしたいと思い続け、定年退職後、本格的に書き始めた。
 「心と心を深い部分でつなぐのは、地域の文化や伝統、そして教育力」という信念が、再生に向けて歩み出す被災地の姿に重なったという。
 「大震災は思い切った価値観の転換を求めているように思う。そうしたアプローチから、教育や芸術文化の可能性を問う作品を書いていきたい」と前を見据える。

明けましておめでとうございます

2013年01月01日 00時12分55秒 | Weblog


昨年中のご支援、ご協力、ご援助、叱咤激励その他様々ありがとうございました。
クリスマス前のキッズシアターS公演も無事開催することが出来ました。

今年もメンバー一丸となって舞台作りに精進して参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。

又、私たちと一緒に活動してみたいと思う方は、どうぞご遠慮なくお知らせ下さいませ。

新たな年も素晴らしい一年でありますように。

毎日グレードアップ

2012年12月22日 21時55分44秒 | Weblog
リハーサル一回ごとに上手になってます。これはすごい。立派です。

今日は衣装を着て、メイクも入れました。仕上げ段階です。



そして明日、発表です。たった一度の晴れ舞台。



半年の成果です。あとはお客さんとのご対面を待つばかり。

緊張の瞬間が間もなく幕を開けます。

この初々しさは大人には出せない

2012年12月22日 00時55分01秒 | Weblog
公演まであと二日。演技に磨きがかかる。
やる度に上手くなる。どんどん良くなる。立派な役者魂を持つ少女。



かえってスタッフの人手不足が心配。それにお客さんが、どれだけ見に来てくれるかな。



いい舞台が生まれる予感。どうか沢山の方が訪れますように。

たった一度限りの、晴れ舞台。

輝け。

会場入り!仕上げに突入。

2012年12月20日 20時22分59秒 | Weblog
23日の公演目前。ついに会場入りです。
文化会館大ホールを使って、ほぼ一人芝居です。中二女子が挑みます。



子ども向けのお芝居と勘違いされるかもしれませんが、大人にこそ見ていただきたい。

役者は子どもですが、スタッフは自分たちの舞台のつもりで仕上げます。



クリスマス前の小一時間、現実を忘れて夢の舞台に入ってみませんか。



23日(日)午後2時開演

新庄市民文化会館大ホール

入場無料

キッズシアターS 第5回公演

「あしながおじさん」