奈良女子大学臨床心理相談センター×大志学園コラボ第8回目、夏休み前の最終回でした。今日は伊藤先生とボランティアの学生の方も参加されましたので10名での実施、楽々3グループ編成ができました。お題は「アニメの村」。グループダイナミクスに基づいた秀逸なワークショップです。3つのグループのうちの2グループが、黙々と自分のカードのメモを取り始めました。カードを読みながらグループ内交流からはじまるのが常なのですが、この成り行きどうなるか、と期待を込めて見てましたが、早かったです。なるほどね、情報カード系のワークショップ慣れてるな、って感じでした。次回は夏休み後になりますが、大志学園のキャンプの取り組みもあるようで、みなさん方、お元気で。また秋にお会いしましょう。
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2013年10月下旬、図書文化社より発売
価格:¥ 1,800(+税)
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「友だち」依頼をして情報を交換しましょう。
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登場人物でアニメのキャラクターがたくさんでてきて何が始まるのだろうかと思いました。グループになり、全員が協力して行なうということ、方角が苦手な人は・・・ということを聞き、プレッシャーを感じてしまいました(ワークを行なうときに)。そして情報を共有するときには確実に答えがわかっている人から順に発言してくれたので、特に迷うことなく、答えを出すことができました。
カードをもらってから黙々と取り組んだのは、ひとりひとりの課題(役割)を把握する力が優れていたからではないのかなと思いました。まずワークをうまいこと理解してもらうことができない生徒もいるかと思いますので、こちらが説明したことを理解できた生徒がわからない生徒に生徒の言葉で説明してもらえたらいいなと思いました。楽しいワークですが、わからないグループがでてくる可能性が高いのでサポート体制を充実させたり、ワーク中にヒントを出すなどの対策が必要だと思いました。
個人においては、想像力、言語理解能力、コミュニケーション力をはぐくむことができるなあとも思いました。
(深美です・・・かなり長いインストラクションだったでしょ。キャラクターやアニメの紹介は必須ではないのですが、参加者の皆さんとのコミュニケーションという意味では、欠かせないものかもしれません。100マス計算のとき、時代の変化の話が導入になっていたように、知らず知らずのうちに引き込まれたという状態が望ましいのではないかと感じています。「さあ、今から~はじめるよ。」という「よーい、ドン」的な入りは、わたくしは苦手です。何かいつも枕を考えてますね。グループでのワークショップですので、ひとりがうろたえていたり、無関心であったとしても、まわりからの働きかけがあったり、一人ひとりがしっかりしなければ、ということに気づいてもらうことが、このワークショップの肝でもあります。コミュニケーションが不可欠ということでしょうか。)