t-catの徒然寄稿

興の赴くままの煩悩炸裂日記です。買い物(散財)やら、最近のハマリ物公開中。猫(ラグドール)と暮らして18年が過ぎました。

2014年度 親知らず3本抜歯顛末記 その7 入院初日

2014-10-07 23:02:36 | 2014年夏・全麻で親知らず抜歯
2014年8月20日。
入院初日です。

招集時間は10時。
明後日に飼い猫に会えることを祈って家を出ました。

結構ナーバスになってました。



ついてすぐ、入院受付へ行き、
所定の手続きを取ります。
入院一時金も同時に納めます。
この時、指示された金額は5万円でした。
退院時に入院費に充当され、
不足分をお支払いする形を取ります。

手続きが終わったら、事務の方が病棟まで案内してくれます。
つれて行ってくれるので迷う心配一切なし。



お部屋は1病棟の1階。
4人部屋の窓際でした。

部屋に入る前に身長体重のチェック。
看護師さんに状況説明をいろいろとします。

この部屋にいた患者さんは
私を含めて2人。
同じ日に親知らずの抜歯手術をする方でした。
2床空いてましたので、1部屋を2人で使用しました。



外は緑。



樹齢何年でしょうという松の木。

ここは元は結核患者の療養所だったらしいので…
病院に寄り添い、
希望と多分絶望をたくさん見てきた木なのかなあ、と思ったり…

詩人入ってます。



名前と生年月日が書かれたベルト。
ああ、入院したんだなあという気に。

で、病院ではやることがありません。
元が健康ですから、真っ昼間から寝るわけにもいかず、
その気もなく。

惰眠をむさぼれないのには訳がありました。

10時に入院し、
食事以外することないかと思いきや、
なんだかんだで用事があるんです。

定期的なバイタルチェックはもちろんですけど、
翌日が手術ですので麻酔医から説明を受けます。
呼び出しがかかるまで待ちます。
書類もあれこれ書きます。
主治医の先生(K先生ですね)の回診もあります。
看護師さんが入れ替わり立ち替わり入ってきますので
そのたびに何かかんかと説明します。
翌日が手術ですのでお風呂入ってくださいねーと。
これまた順番が回ってくるまで待ちます。
待つ間はどこにも出られない…

結構せわしないです。

で、麻酔医の先生との面談は手術室で行います。
手術室は2階にあり、病室からはわりと近い。
看護師さんと一緒に向かいます。つれていってくれます。

面談に先立ち、麻酔の種類について書かれたリーフレットを配布されます。

これが…さまざまな麻酔方法を説明したものになってて、
こ、こんなことするの! とびびることも書かれていて
テンションだだ下がり。

で、麻酔医の先生から手術にまつわる説明を受けます。
手術室といいつつ、とば口の受付で話しを聞きますので、
内部の様子はこの日はわかりませんでした。

私の手術は朝9時30分開始。
15分には手術室へ向かい準備します。
抜歯ですからね、重病人ではないので
手術室まではてくてくと歩いて向かいます。
もちろん、看護師さんが付き添ってくれるとのこと。
そして麻酔についての説明を受けました。
恐ろしげなリーフレットの大半はさくっとはしょり、
一番楽そうな麻酔方を指定されてほっとしました…

一旦麻酔をかけると気がついたら手術が終わっていて、
「これから始まるんですか」と聞く人もいるとのこと。

あははは、そんなあほなーと笑いそうになっちゃいましたが、
心配ないですよ、とにっこり微笑まれてもどこかに不安が…

患者の心理ってそんなもんです。

けど、患者の不安に寄り添う姿勢が随所に見られて
病院の印象はとても良かったです。

数十年前の母の入院時はこんなだったかしら…
ちょっとしんみりしちゃいました…



初日のお昼。
初めての入院食。

お茶を入れに来た係員さんに「コップありますか?」と。

…え?
コップ?
いるの?
持ってきて、ない!!!

そして、お箸…
ついて、ない!!!

大急ぎで売店へ。
割り箸とコップを買いました。

しおりにも持ってくる品に書かれていたのに…すぱっと忘れてました。
病院の売店、ありがたいです。

食べてみたら結構な量。
ご飯がーー
多いーー!!
もう少し少なめでもいいですー!
けどしみったれなので完食。
食べるものをお残しするのって気がとがめるたちなんです。



こちらは夕食-。
やっぱり白飯が多い-!
けど完食。
好みはあるでしょうけど、私の口には合いましたよ。
元々薄味傾向ですので、全然大丈夫。
けど、濃い味付けが好きな方には
ちょっと物足りないかもしれませんね。

夕食が終わってちょっとして。
看護師さんが札を持ってきました。

見ての通り。



9時以降は水分のみ可。
食べるのは翌日の手術が終わるまでお預け。

はあ…

いよいよなんだなあ、という気には。

案外なりませんでした。
妙にハイになっていたのか。
結構へらへらっとしてましたが、夜9時の消灯は堪えました!

あまりにも早くに電気が切られると
かえって寝付けないんですよ。

主治医の先生からも、看護師さんからも
睡眠導入剤を処方されてるから
いるなら言ってね、と言われてたんですが…

いらないだろ、と思った私が馬鹿だった。

案外小心者だなあ、と思うくらい、眠れませんでした。
初めての入院に手術、
落ち着かない要素満点だったんでしょう。

その日は夜中すぎまでうつらうつらするだけで
熟睡にはほど遠かった。

教訓。

処方された睡眠導入剤は必ず飲みましょう。
そんでもってぐっすり眠りましょう。

薬の力を借りるなんて! と意地はることはないですよ。

お薬代も、しっかりお支払いする代金に含まれてるんですから。


…けちくさくてごめん。

なんだかんだで入院初日は過ぎていき、
翌日、いよいよ手術本番です。
コメント
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