とりとめもないBLOG

ただの日記です

廃棄パソコンがグレードアップしていく

2017-03-01 01:16:47 | PC関連

パソコンを弄っていると知られると、色々なところから廃棄パソコンがやってくるようになる。
曰く「遅くて使いもにならない」「新しいのに買い換えた」「壊れて動かない」「使いこなせない」等々。
数年前までは、実際に本当にどうしようもなくゴミな物も多かったが、ここ最近はそこそこ使えるような物もチラホラとやってくるようになった。
実際のところ、Windows7世代のPCで壊れていなければ、メモリーを4GB以上にしてWindows10をクリーンインストールすれば、大抵は問題にならないレベルで動作する。
そんな感じで再生したPCは、使用環境の厳しい場所に再配布されて、本当に壊れるまで酷使される。

それはさておき、Core i7のノートPCの廃棄パソコンを入手した。
元の持ち主が言うには、「起動する途中で固まる。買った時から熱暴走気味で、裏蓋を外して使っていた」との事。で、いい加減煩わしくて新しいパソコンを買ったから、好きに処分してくれて構わないというので、有り難く頂いてきた。
とりあえず電源を入れてみると、なるほど、BIOSの起動すらままならない。 CPUやGPUの発熱が激しい割に、ファンがゆっくりしか回らない、もしくは完全に停止している。 指でファンを回してみると、もの凄く動きが渋いので、十中八九熱暴走で確定だろう。
なので、ヒートシンクにブロアーを当てながら起動してみると、memtestも完走するし、OSのクリーンインストールも問題無い。
しからば、ファンの交換で修理できる訳で、パソコンの機種名で部品を検索すると、ヒートシンクとファンがセットでアッセンブリーとなっていて、結構な値段で売られている。ヒートシンクに不具合は無いので、ファンだけ欲しいのだが…
とりあえず難燃性の布テープをカッターで切って、ヒートシンクとファンを分離して、ファンの型番を確認し、amazonで検索すると3千円弱で売られていた。発送元は中国のようだ。流石中国、何でも売っている。
早速注文したのが、2月13日で到着したのが2月25日。発送に時間がかかるのも、まぁ予想通り。

ファンを手で回してみると、スムーズに回転する。早速部品を取り付け。ヒートシンクとファンの隙間塞ぎ用のテープは、難燃性の布テープなんか持ってないので、カプトンテープで代用する。

カプトンテープは耐熱、絶縁性が高く、薄くてベタつかないから、色々と重宝する。粘着力は低いので、適材適所で使う必要はある。

元の持ち主がタバコを吸う方だったので、外装はIPAで拭き掃除。キーボードの隙間に挟まったタバコの葉とか灰は、アイソレーションキーボードなので、逆さまにして叩き落とすしか無いが完全には取り切れない。
裏蓋のネジは紛失されてしまったのか、貰えなかったので、手持ちのネジ入れから適当に使えそうな物を拾い上げて、使用する事にした。こういう事があるから、パソコンもバイクもバラして要らなくなったネジでも捨てられない。

HDDの代わりにBeebox-Sで使おうと思って置いていたSAMSUNGの850EVOを装着して、裏蓋を閉じれば修理完了。

Windows10をクリーンインストールすれば、元がWindows8の機種なのでプロダクトキーを入れなくても、自動的にアクティベートされる。
ドライバーは全てMicrosoftから自動的にダウンロードしてインストールされていく。こちらで何も用意する必要は無さそうだ。
そんなわけで、Beebox-Sに引き続き、我が家で最速のノートPCが完成した。しかもタッチパネル付き。
Core i7-4700MQ、PC3L-12800 16GB、タッチパネル付き 15.6インチ FHD TFT、NVIDIA GT745M等々。
   
こんなにハイスペックなのに、タバコ臭いという理由だけで、ガレージ常設パソコンになってしまうのが残念だ。タバコ臭いPCは部屋の中に置きたくないという点に於いて、猫のウンコと同じ扱いになってしまうのである。

絶縁耐熱テープ 10×33M 10-33
 
MonotaRO

 

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