IOデータの液晶ディスプレイを買ったばかりだというのに、TNパネルの視野角の狭さが、あまりにも縦画面に不向きだったので、LGの「FLATRON IPS231P-BN」を買い足しました。
今度はIPSパネルなので、視野角は十分に広いから、縦向きにピボットしても全く問題ありません。初めからコレにしておけば良かった。値段は19800円で10%ポイント還元。
このディスプレイは初めからピボットに対応したスタンドなので、アームを付けなくても縦画面にして使う事ができるのですが、このスタンドのスイベル機構がヘボくて不安定なんですよね。 地震で確実に倒れるだろうし、おそらく猫の直撃にも耐えられそうにありません。折角のピボット対応スタンドですが、VESAマウントも付いてる事だし、アームに付け替えようかと考え中。 額縁は艶消しの黒なので、照明の反射も無く好印象。
パネルに関しては少し輝度ムラがあるかな。私はあまり気にする方ではないので、特に問題にはなりませんが、そういうのが許せない人には向かないかもしれません。素直に定評のある高級なディスプレイを買いましょう。
入力にHDMIがありません。DVIとRGBのみです。今時のディスプレイとは思えないぐらいシンプル。縦置きにしてる時点で、PC専用モニター確定なので、これも問題無し。
画質補正機能は必要十分に揃ってるので、隣のメインディスプレイに輝度や色味をある程度合わせる。まぁ、それ以上追い込む訳でもないので、全く困らない。 印刷関係で色味を追い込むような人は、このモニターは買わないだろうから、こんなもんでしょ。
ディフォルトの輝度は最大の100になってるけど、ウチの環境だと15ぐらいまで下げて丁度良いぐらい。ガンマを2.0にして隣のモニターと色を合わせて、あとはディフォルトのまま。
余ったIOデータのモニターは別階に置いているサーバー用のモニターにしようかな。HDMI端子が付いてるから、メディアプレイヤーを繋いで、そこで動画を見る事ができるようにしてもいいかもしれない。
以前、「Galileo offline mapsでカスタム地図データを使ってみる」という駄文を書いたのですが、そちらにTOK様より色々とコメントを頂きまして、その中のリンク先を見ていると、Bluetoothを使ってGPSロガーとiPod touchを接続できるという記事がありました。
もちろん、そのままでは接続できないので、Jailbreakしなければならないのですが、iPhone4を買うことを考えれば、JBぐらい大した問題ではありません。
まず、iPod touchをJBしなければ、話になりません。現在のiOSのバージョンは4.3.2。
iphone wikiを参照して、詳細なJBの方法を確認します。幸いJBツールは、コチラで、4.3.2対応のものがダウンロードできましたので、wikiに書かれている方法にのっとって行えば、特に問題無く完了(この時のPCの環境はWin7 Pro 64bit WinXP SP3互換モード 管理者として実行)。
JB中の画面はいかにもって感じですよね。
で、これだけでは、まだBluetooth接続できません。GPSロガーのデータを受信するためのスタックソフトが必要になります。
JBすると、cydiaが使えるようになりますので、cydiaを使って、「BT stack GPS」をダウンロード・インストールします。
cydiaのNavigationにカテゴライズされていますので、それをタップします。インストール前に、$5.0をPayPalで支払いましょう。予めPayPalを利用できるように登録しておけば、スムーズに購入できます。
で、支払い終わったら、インストール開始。ダウンロードが終われば、インストールが始まります。ちなみに購入前にインストールを始めても、途中で中断されて、インストールが完了できません。
この辺りの、やりとりに関しては、コチラの記事を参考にさせて頂きました。
BT stack GPSを起動すると、GPSロガーが発信するBluetoothの波を受信して、接続するかどうか聞いてきますので、該当するロガーを選んでやれば、接続完了です。
Bluetoothで接続されている間は写真のように、BT Stack GPSのアイコンに「on」のマークが付きます。
GPSロガーがGPS受信状態で、iPod touchとBluetoothで接続されていれば、位置情報がiPod touchに転送されているので、Galileo offline mapsで現在地を表示させることができます。もちろん他のアプリでも位置情報が利用できるので、それなりに使えるんじゃないでしょうか。
GPSロガーとiPod touchを一緒に持ち運こばなければなりませんが、これで、ある程度使い物になるオフラインマップが構築できました。 まぁ、どちらも大抵は持ち歩いているので、別に荷物が増える訳では無いですしね。
問題点はBluetoothで常時接続なので、iPod touchとGPSロガー共に、バッテリーが普段よりも減りやすいという事でしょう。あと、致命的なのが、iPod touchがスリープに入ってしまうと、Bluetooth接続が切れてしまうので、再接続しなければならない事。 これは止まって場所を確認する分には困りませんが、ナビみたいに使う予定の人は、スリープに入らないような設定をする必要があるかもしれません。
尚、当たり前の事ですが、GPSロガーにBluetooth接続機能が付いていないと、使えません。GPSロガーといえば、コチラのGPSDGPSさんが有名です。 自分にあったGPSロガーを探してみてください。