ハレ時々ベイスターズ

横浜DeNAベイスターズの平良拳太郎投手の復活を願いながらベイスターズを応援しています。

控え選手の台頭を求む

2021-06-08 22:19:25 | ベイスターズ
劇的なサヨナラ勝ちから一日あいた本日火曜日、メットライフドームでの初戦は敗戦に終わった。
ピープルズ投手が3回途中7失点(自責6)で降板すると続く平田投手は4四死球とピリッとしない内容。
満塁の場面、ツーストライクからの押し出しは現地で観ていなくてよかった。
続く国吉、石田、三上の三投手は無失点リレーで切り抜ける。
ロッテ戦では打たれた投手たちが結果を出せたのはよかったと思う。
さて攻撃面に目を向けよう。15安打3得点と効率が悪い。
勿論そういう日もある。
ただチャンスをことごとくつぶしてしまった楠本選手も、チャンスで決めて欲しかった佐野選手も、無安打の宮﨑選手とソト選手も、誰か一人でも結果を出せればまた違った試合になったと思う。
チャンス、つまり付け入るスキは存分にあったのだ。
中でも楠本選手。チャンスは限られたものしか与えられない彼がアピールできなかったのは非常に歯がゆい。
もっとチャンスを!とファンならば思うが折角の与えられたスタメンで全打席得点圏ですべて凡退してしまう結果の前にその言葉はむなしく響く。
本人はもっと悔しいであろう。ただチームファンとしては思う、アピールが足りない、と。
控え選手が出られる枠は限られている。
チャンスを与えるべき選手は他にもいる。

とここまで書いて、本当にいるかな?となった。
正直誰が出てもそこまで変わらないのではないかと思う。
そう思ってしまうくらい控え選手たちのアピールが少ない。
他球団と比べてレギュラー選手は特に劣っているとは思わない。
しかし選手層となるとやはり薄いなと感じる。

日曜日の劇的サヨナラ勝ちの立役者大和選手の得点圏は非常に高い。
その彼とサヨナラの場面で勝負したことに疑問を抱いたロッテファンは多かった。ベイスターズファンもだ。
それは交流戦絶好調で特に得点圏で本領を発揮する大和選手だったからというのも大きい。
しかし代打の控えの選手名を並べて「勝負するのバカなの?」と言わているのを見て寂しい気持ちになった。
実力がないわけではないと思う。
あと少し。
でもそのあと少しは本当に大きい。
これまでそのあと少しの壁を破れず球界を去った選手は多い。
全員が結果を出すのは無理な世界だけれどチーム力を上げるのはレギュラー陣の更なる向上ではなく控えメンバーの向上だと私は信じている。
彼らの力がなければ優勝なんて絵にかいた餅。
厳しいことを書いてしまったけれどチームとして必要な戦力なのだ。
でも結果がすべての世界でもあると思う。だからこそ高いレベルで競いあって欲しいと願っている。
2割そこそこで競いあうのではなくレギュラー陣がヒヤリとするくらいの3割近いレベルで戦って欲しい。
そうなった時はじめて心から「もっとチャンスを!」と言えると思うのだ。

頑張れベイスターズ!今日も明日も明後日もこれからもずっと応援している!

[平良拳太郎投手復帰の道:2日目]