読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

ネバー・ゴーバック

2020年07月09日 10時09分05秒 | ■読む

リー・チャイルド著、講談社文庫刊
ジャック・チーチャーシリーズの、原書では18作目、翻訳では8作目の作品です。今回は、原作では4作前、翻訳では2作前の「61時間」で登場したスーザン・ターナー少佐が登場します。リーチャーは、電話でやりとりして魅力的な声に惹かれ、自分の何代目かの後任者に当たるその人物に会うために、その所属部隊を訪れますが、ターナー少佐は逮捕されて不在。どうしたことか。そしてリーチャー自身も身の覚えの無い理由で逮捕される恐れが生じた。さて・・・。

本作は映画化されており、楽しく見たが、映画化故の制約から大きくストーリーが変えられている。もっとも、それぞれに楽しめる作品だ。本シリーズは、肉体も頭脳も超人的な主人公であるから、ハラハラドキドキが無く淡々と進んで行くが、謎を解明して行く過程と、リーチャーの見事な言動が魅力の中心だ。それに加え、本作では女リーチャー版とでもいうべきターナー少佐が魅力的だった。

翻訳された作品で未読なの1冊だけになってしまった。それを読了したら、原書を入手して翻訳するしかないが・・・・。


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リー・チャイルド  ○ジャック・リーチャー
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評価は4です。

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カメラまかせ 成り行きまかせ  〇カメラまかせ 成り行きまかせその2


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