読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

一枚摺屋

2018年11月04日 16時39分41秒 | ■読む
城野隆著、文春文庫刊 本作の舞台は、江戸末期の大阪。主人公の文太郎は、草紙屋の跡取りに生まれたが、戯作に打ち込むようになり、勘当の身となった。ある時、父親が奉行所に捕縛されたと連絡があり、実家に戻ってみると・・・。 激動の時代を背景に、主人公が父親の意思を継ぎ、仲間達と一緒に、慎重に、真っ直ぐに突っ走る姿がすがすがしい。当時の大阪が息付いている作品でした。 -------------------- . . . 本文を読む
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