猫 周公のコラム

スケッチとエッセイ

篤姫が言った天命とは?

2008年12月14日 | Weblog
NHKの「篤姫」は今日が最終でした。

ドラマでは篤姫が「人は天命を持っている」「果たすべく何かを持っている」と言っていました。
激変の時代に、いろいろ苦労してきて悟った言葉が「天命」でした。

確かに人間は天から授かった「使命」があるから生きていけるのだと思います。
親の使命、子供としての使命、社会的な使命・・・。
これが「天命」だと思います。

天命を果たせば必ず、誰かが引き継いでくれるものです。
それは名誉や名声でもなくお金でもありません。

例えば、親が子供を育てる、そして子供は親の背中を見て育つこれが天命であり人間の世の流れではないでしょうか?

今回の大河ドラマ「篤姫」の視聴率が高かったのは、今の日本人が最も求めている「人間が生きるとは」ということの原点を教えてくれたためだと思います。 

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