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我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

熟語の読み・一字訓読(その224) 耘 耙 耜 耡 耨

2016年04月08日 | 熟語の読み(音・訓) ー1級-
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
・長らく中断しておりました「熟語の読み・一字訓読」シリーズを再開します。
・223回からは、漢検漢字辞典第2版の内容を加味したり、調べる辞典の範囲を大字源・漢字源などまで拡大した内容にて、整理していきますので、初期のこのシリーズの記載内容とは濃淡・精粗があります・・・この回からのほうが内容が濃いと思います。お含み置きください・・・追って、初期の内容についても、内容を拡充していきたいとは考えています。
・なお、別の記事などにて、漢検2記載内容を踏まえた「熟語の読み・一字訓読、音訓整理」を案内したものもあり、一部重複しているかもしれません・・・この点もお含み置きください。
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●熟語の読み・一字訓読(その224)です。 ゴチック・太字は漢検2にも記載あり。
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<耘:ウン、くさぎ(る)、のぞ(く) >
・くさぎ(る):耘耕、耕耘、耘耡、耘耨(ウンドウ)、芸耨(ウンドウ) *「芸(ウン)」は「芸(ゲイ)」とは別字  【芸】ウン くさぎ(る)
・のぞ(く) :耘艾(ウンガイ)=草を刈る、耘瓜(ウンカ)=瓜と田の草をとる  *字通では「耘艾」の「耘」は“くさぎる”意。
*大漢和:「くさぎる」=田畑の雑草を除き去ること 「のぞく」=取り去ること
<耙:ハ、まぐわ>
・まぐわ:耙耡(ハジョ)=牛馬を引かせて田の土塊をくだきならす器。すき。耘耙(ウンパ)=農具の名。くさかき。
<耜:シ、すき>
・すき:良耜、耨耜(ドウシ)=すき・くわなどの農具、農耜、長耜
<耡:ジョ、ソ、す(く)、たがや(す)、すき> *「ジョ」:慣用音
・す(く)、たがや(す):耡耘、耕耡、耡耕
・すき:耡鎌(ジョレン)=草刈り鎌のたぐい   <参考>「鋤簾(ジョレン)」=土砂などをかき集める道具・・・(漢検2)
<耨:ドウ、くわ、す(く)、くさぎ(る)>
・くわ:耨耜(ドウシ)=くわ・すき等の農具
・す(く):耨草=草をかる、耨除=除草
・くさぎ(る):耨耕(ドウコウ)、耕耨(コウドウ)

👍👍👍 🐒 👍👍👍 音読みが明らかな熟語には読みを振っていないものもあります 👍👍👍


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