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我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

漢検1級 27-②に向けての学習状況  その56 慫  嘯  汎氵疌

2015年09月22日 | 熟語の読み(音・訓) -個別記事- 
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>

●いつの間にか庭に飛んできて芽吹いていた含羞草か合歓木、どっちなんだろう・・・よくわからない(^^;)鉢に植え替えて観察中・・・。

●手を触れると、こんな感じで葉っぱを閉じちゃいます・・・今のところ、只の艸だけど、なんか可愛い👍

●模擬試験問題・・・19回分まで配信済み・・・残るはあと1回。いつでも配信できますが、あと1~2日で漢検漢字辞典第2版の再読み込みが完了する予定なので、そのあと、発信したいと考えています。いづれにしても近日中配信!!
●漢検漢字辞典第2版から・・・
①慫慂の「慫」
・第2版で「おどろ(く)」の訓読みが追加されていて、対応する熟語も「慫兢(ショウキョウ)」と記載されていた。(第1版では「すす(める) 慫慂」のみ。)
・今度は漢検の辞典に文句があるわけではありません。他の辞典によって「慫兢」の意味が以下のように微妙に異なっていました(^^)
 「字 通」・・・あわてる。
 「大字源」・・・おどろき、おそれる。
 「大漢和」・・・おそれて安んじないこと(おどろく・おそれる意)。
・前にも評価しましたが、「字通」は意味を端折って書いていることが多くて意味が通じにくいことがよくあります。今回のこの熟語も、全然わかりませんねえ・・・。
②「虎嘯」の「嘯」(現行読み:ショウ、シツ、うそぶ(く)、うな(る)、ほ(える)、しか(る))
・第2版で「シツ、しか(る)」が追加。「類」として「叱」。熟語記載はなし。
・これも、ここまで追加したなら熟語を一つでも載せるべきでは???
・「類」で「叱」とあるから、おそらく「嘯咤」とかあるのかなと思って調べたら・・・ありました。
 「大漢和」&「角川・大字源」・・・「嘯咤(シッタ)」「嘯叱(シツシツ)」・・・ともに、「しかる」意。・・・これは他の辞典も「シツ」で統一されていました(^^)  *「字通」には「嘯」の字が見当たらず(掲載されていない)。
③<模擬試験問題 補習版その4>で出題した「汎氵疌」・・・
・第1版・第2版とも、この「汎氵疌」の熟語のみ掲載されている。「氵疌=水を形容する語」とのみ説明・・・不親切。
・「汎氵疌」の意味・・・
 「角川・大字源」・・・音のかすかなさま。一説に激しい波の音。
 「大漢和」・・①かすかな声のさま ②波の激しい音 *大漢和の①・②の意味の違いは出典の違いから。それぞれの意味で使われている文章・詩が載っていた。
 *「字通」は(例によって)「氵疌」の字、見当たらず。
・ちなみに、「汎」は「泛」ともとの説明あり、「泛駕之馬」の「泛(ホウ)」に音が通じているんでしょうね・・・となると、この音は「くつがえす」とか勢いのあるとかいう意味だと思うので、「かすかな音」というよりも「激しい波の音」の意味の方がしっくりくるんだけど・・・。

👍👍👍 🐑 👍👍👍




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