漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

女蘿 「兎糸(菟糸)、女蘿に附く」 「蔦蘿、喬松につく」

2018年01月22日 | 書き・読み問題
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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●こういう時に限って図書館から予約していた図書が2冊も・・・貸出締め切りはちょうど<29-3>本番の日まで・・・読まなくちゃ。
●とうとう、雪も本降り、積もりそう・・・こういう時は学習が捗りそうでいてそうでもない・・・昨日のほうが体調・気分ともに“乗っていた”・・・
●(続)漢字の書き方の思い込み・勘違い・・・これは知っていたけど、記事にもしたかも知れないけど念の為・・・
「抃舞」の「抃」・・・4画目は“点”で離れていますからご注意・・・
「旌旆」の「旆」・・・旁のほうは、「市場」の「市」ではなく、「沛」と同じように、“棒”でつながっていますからご注意・・・
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●S+さんのミニ模試・・・文章題読み書き・・・
「・・・豈に喬木挺生して風に摧かれ易く、5.ジョラ柔を以て乃ち其の根に安んずるの類か。・・・」 答:女蘿
・“ジョラ”といったらこの熟語しかナシ(思い浮かばない)。国語辞典では同音の熟語はナシ。しかも前の文節で、“喬木”に対するものとしての位置づけとされているので、ジョラ(=さるおがせ?)という苔類であることは間違いないと確信できる・・・

兎糸(菟糸)、女蘿に附く *ネナシカズラのつるが、サルオガセに巻き付くという意で、男女の結婚にたとえていう。
(当ブログ既出)
「トシ(兎糸)ジョラ(女蘿)に附く」「兎糸(トシ)、ジョラ(女蘿)に附く」
 (注1)当ブログでは「兎糸」としているが、「菟糸(トシ)」でも良さそう・・・(漢検2では「菟糸=兎糸とも書く」となってる)
 (注2)「」(異体字)の標準字体は、であるが、WPでは反映しないので、以下、異体字の「菟」で書いている・・・。

蔦蘿、喬松につく
 *兄弟・親戚が親しみ合うことのたとえ
 *当ブログ既出。なお、漢検2にも「下つき:蔦蘿(チョウラ)」アリ。

(参考)漢検2掲載の「蘿」熟語
 意味 :①つた。かずら。つたかずら。つる性植物の総称。「蘿径」 ②つのよもぎ。ヨモギ(キク科の多年草)の一種。
 下つき:蔦蘿(チョウラ)・藤蘿(トウラ)
 「蘿」から始まる言葉 〈蘿蔔〉(すずしろ)
 〈海蘿〉(ふのり) 〈松蘿〉(さるおがせ) 薜蘿(ヘイラ)
(参考)当ブログの「蘿」・・・
<蘿:ラ、つた、つたかずら、つのよもぎ>*漢検2「つのよもぎ」訓読み掲載ナシ。
・つた:蘿磴(ラトウ)=つたのからんでいる石段の道
・つたかずら:蔦蘿(チョウラ)、藤蘿(トウラ)、蘿蔦(ラチョウ)=つたかずら、蘿径=つたかずらの生え茂っている小道、蘿月(ラゲツ)=つたかずらにかかって見える月、蘿軒=つたかずらのからんでいる軒、蘿窓=つたかずらのからんでいる窓、蘿薜(ラヘイ)=かずら、つたかずら、蘿蔓=つたかずら
・つのよもぎ:(説文に「蘿、「莪」なり」とあるのみ。)莪蒿(=蘿蒿?)
・その他:女蘿(ジョラ)=(こけの一種)さるおがせ、ひかげのかずら=松蘿(ショウラ)、蘿衣=こけでつくったような粗末な衣服、僧侶・隠者の衣(大字源)、蘿襟(ラキン)=蘿衣のえり、転じて僧侶のこと(大字源)、蘿纏(ラテン)=からみつく、からまる、蘿蔔(ラフク)=だいこん=蘿葡(ラホ)
薜蘿(ヘイラ)=①まさきのかずらとつたかずら=薜茘(ヘイレイ・ヘイリ)と女蘿=蘿薜 ②転じて、隠者の棲居をいう。 ③かずらで織った布  *薜茘は「つる性植物(くいいたび)の名」とあった。

●余談・・・「兎」「菟」がらみの熟語など・・・(漢検2)
菟糸燕麦(トシエンバク):有名無実のたとえ。また、役に立たないもののたとえ。
             「菟糸」はネナシカズラ、「燕麦」はカラスムギ。「菟糸」は「糸」の字があっても織ることができず、「燕麦」は「麦」の字があっても食用にならないということから。〈『太平御覧(タイヘイギョラン)』〉
「菟糸」は「兎糸」とも書く。類)菟葵燕麦(トキエンバク)・南箕北斗(ナンキホクト)

菟裘の地(トキュウのチ):退官して余生を過ごす土地。隠居の地。「裘」は中国、春秋時代の魯(ロ)の地名で、隠公がその地に隠居したことから。〈『春秋左氏伝』〉 ***これなんか、そのうち、故事成語類で出そうな気がするが・・・

「菟」から始まる言葉
〈菟葵〉(いそぎんちゃく)
菟裘の地(トキュウのチ)
菟糸燕麦(トシエンバク)
菟糸子(トシシ):ヒルガオ科のネナシカズラ・マメダオシの種子。漢方で強壮薬として用いる。
〈菟糸〉(ねなしかずら)

(注)<菟葵>は、熟字・当て字で、「いそぎんちゃく」。
   ・だが、広辞苑では「菟葵」は、“いえにれ(家楡)”とも“いそぎんちゃく”とも読んでいる。
   ・また、漢検四字熟語辞典でも「菟葵燕麦」の「菟葵」は“草の名。いえにれ”と説明がある。
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<29-3向け>語選択問題⑲

2018年01月22日 | 語選択
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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●復習しながらの“おさらい”の意味での整理です・・・ほとんど広辞苑と漢検2掲載熟語なので為にはなるかも・・・なお、すべて当ブログ既出熟語です・・・たぶん。
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<語選択問題(その33)> 
1.他人の手紙をうやまっていう言葉  
2.ふたごころを抱いてはなれ背く。異心をもつ。
3.意味をおし広めて詳しく説明すること。また、その説明されたもの。
4.ふみにじること。ふみつけること。
5.すさまじくいたましいさま。

<語群>
( とうは、せんじゅう、えんぎ、はんかん、りじ、ようかん、せいそう、だい )

<語選択問題(その34)> 
1.いつわって訴える、無実の罪をなすりつけて訴える 
2.なわでくくりとめた扉。極貧の家をいう。
3.下女・はしため 
4.つたかずらの生え茂っている小道 
5.おどり上がり、越える。また、疾走する。

<語群>
( ぬひ、けいけい、とうじょう、しんそ、らけい、しょうかん、じょうすう、そうしょう )
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ー解答ー
<語選択問題(その33)> 
1.瑶緘(瑶函、瑶簡):他人の手紙をうやまっていう言葉  
2.離弐:ふたごころを抱いてはなれれ背く。異心をもつ。(大字源)ふたごころを抱いて離れ背く。異心をもつ。離反。
(漢検2:離弐(リジ)) 語選択「5.ふたごころを抱いてはなれ背く。異心をもつ。」で出題
3.衍義(えんぎ):意味をおし広めて詳しく説明すること。また、その説明されたもの。
4.践蹂(せんじゅう):ふみにじること。ふみつけること。
5.悽愴・凄愴(セイソウ):(漢検2)①すさまじく、いたましいさま。「―な戦場」 ②身にしみるほどわびしいこと。 *「凄愴」とも書く。
        (広辞苑)すさまじくいたましいこと。「悽愴苛烈」

<語選択問題(その34)> 
1.譖訴(シンソ):譖訴(=譖愬(シンソ))=いつわって訴える、無実の罪をなすりつけて訴える 
(漢検2)🈩シン ①そしる。そしり。中傷する。「譖訴」
 譖訴=譖訟:そしりうったえる
2.縄枢(じょうすう):なわでくくりとめた扉。極貧の家をいう。*枢:中学…スウ 準1…とぼそ、かなめ  *「甕牖縄枢」 
3.小鬟(ショウカン):下女・はしため 
 ・こしもと:丫鬟(アカン)=小鬟(ショウカン)=こまづかい、下女・はしため をいう
(漢検2)下つき:丫鬟(アカン)・雲鬟(ウンカン)・花鬟(カカン)・小鬟(ショウカン)・垂鬟(スイカン)・翠鬟(スイカン)・双鬟(ソウカン)
4.蘿径:つたかずらの生え茂っている小道 (漢検2)「蘿」①つた。かずら。つたかずら。つる性植物の総称。「蘿径
5.騰驤:馬の首をあげて疾走する。 (大字源)おどり上がり、越える。また、疾走する。
(漢検2)下つき:騰驤(トウジョウ)
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<29-3向け>語選択問題⑱

2018年01月22日 | 語選択
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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●復習しながらの“おさらい”の意味での整理です・・・ほとんど広辞苑の熟語(一部、漢検2)なので為にはなるかも・・・なお、すべて当ブログ既出熟語です・・・たぶん。
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<語選択問題(その32)> 
1.せっかち。きみじか。せわしい。性急。
2.あつまりむらがること。よせあつめること。
3.続ける気を持たすべくほめること。
4.明らかでないこと。筋の通らないこと。見当違いなこと。
5.さんしょううお(山椒魚)のこと。

<語群>
(ほうかん、ぼつぶんぎょう、しょうよう、さんそう、げいぎょ、へんしん、むふんきょう、げいげい )
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ー解答ー
<語選択問題(その32)> 
1.褊心(へんしん):せっかち。きみじか。せわしい。性急。
(漢検2)褊:意味:せまい。心がせまい。きみじか。気が短い。「褊心」
(大字源)①ものの見方や心が狭い。ひがんだ心。度量が狭い。 ②せっかち。きみじか。せわしい。性急。
 *(広辞苑)「“偏”心」:中心からかたよること。
2.攢叢(さんそう):①あつまりむらがること。よせあつめること。 ②草木の生い茂ったところ。くさむら。
3.奨揚(しょうよう):続ける気を持たすべくほめること
 cf:賞揚:ほめあげること。称揚。

4.無分暁(むふんきょう):明らかでないこと。筋の通らないこと。見当違いなこと。
 (参考1)大辞林 第三版;むふんきょう【無分暁】ものの道理をわきまえない・こと(さま)。 「我々がやうに-なるなりにもよらぬ事と承り候ふ/御伽草子・鴉鷺合戦」
 (参考2)没分暁(ぼつぶんぎょう):(広辞苑)ものわかりの悪い事。
5.鯢魚(げいぎょ);さんしょううお(山椒魚)のこと。
(漢検2)「鯢」:①さんしょううお(山椒魚)。「鯢魚」 ②めくじら。雌のクジラ。対)鯨
<鯢:ゲイ、さんしょううお、めくじら>
・さんしょううお:鯢魚(ゲイギョ)=山椒魚
(注)「“鮨”魚(ゲイギョ)」も、さんしょううおの事との説あるも不確か・・・。漢検2は掲載ナシ。
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<29-3向け>語選択問題⑰

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<語選択問題(その31)> 
1.草の名。よもぎぐさ。
2.かなしみいたむこと。
3.手紙を開封すること。
4.うやうやしさの度がすぎること。おもねりへつらうこと。
5.美しい草木

<語群>
( かんとう、かき、こうげん、けいかん、すうきょう、こうがい、せいそく、よくそん)
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ー解答ー
<語選択問題(その31)> 
1.蒿艾(こうがい):草の名。よもぎぐさ。  (漢検2)下つき:蒿艾(コウガイ)  蒿艾(コウガイ):(大字源)草の名。よもぎぐさ。
           *広辞苑には、「蓬艾(ほうがい):よもぎ」あり。
2.悽惻(せいそく):(漢検2)心がひどくいたみ、悲しむこと。「悽」も「惻」もいたむ意。(広辞苑)かなしみいたむこと。
         *「“凄”惻」も〇かもしれないが、漢検2・広辞苑には本熟語はナシ。
3.啓緘(けいかん):手紙を開封する。*「開封」の類義語問題で出題。
(漢検2):下つき 開緘(カイカン)・啓緘(ケイカン)・封緘(フウカン)・瑶緘(ヨウカン)
4.足恭(すうきょう):うやうやしさの度がすぎること。おもねりへつらうこと。
5.嘉卉(かき):美しい草木 *「花卉(かき):(広辞苑)観賞のために栽培する植物」
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手賀沼 沼辺に現れたヒクイナ(緋水鶏・緋鶏秧)

2018年01月22日 | 手賀沼散歩(手賀沼日記)
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手賀沼 セッカ(雪下・雪加)

2018年01月22日 | 手賀沼散歩(手賀沼日記)
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