席主・川原潤一氏逝く

川原さんがとうとう逝った。数回の入退院を繰り返し、何度も立ち上がろうとしたが酒の誘惑には勝てず徐々に体の部分部分をこわしていった。肝硬変が一番の病気だったが、将棋を指す人々がだんだん少なくなっていったのが酒量に拍車をかけたに違いない。長い長い闘病生活だった。
告別式が遠くで行われたということもあったが、将棋関係者の参列は数名だった。深浦王位の弔電には、道場時代に教えていただいたことが感謝の気持ちとともにしたためられてあった。場内で読み上げられたが涙を誘う弔辞となった。
将棋仲間には辛口の批評をしていた川原さん、それでも多くのお客さんでにぎわっていた道場。１月２日の寒い日に訃報を聞いたとき、いろいろな思いがよぎった中に、道場でよく食べた川原特製のおでんがあった。決して暴食じゃなかったけど暴飲・・でもなかったけど、ちびりちびりが日がな一日だったね。酒齢では長寿だったんだ。やすらかにお眠りください。合掌。

お正月

あけましておめでとうございます。１０時ころ起きるとお袋が年賀状の仕分けをしていた。ことしも早い配達だと感心。雑煮をいただいた後、年賀状書きに精を出す。郵便局へ投函に行った行き帰り、すれ違う車や駐車している車を見ていてしめ飾りをしている車が１台もいなかったのに気づいた。ことし初の発見であった。車の価値観も様変わりしたもんだ。ことしも目標なく過ごしていこうと思っている。こどもはまねしないでね。