人生晴れたり曇ったり

「辛酸を嘗めた私の闘病日記」2年半の闘病生活の峠を越え、その後の元気な日常を画像を加えながら不定期ですが書いています。

嫁のお父さんが・・・

2021年02月14日 | 冊子(人生晴れたり曇ったり)

ようこそ

数日前に帰宅して晩酌をしていると、隣に住む長男がやってきた。何かと思うと実は、と切り出した。「嫁のお父さんが、最近抜歯をして、その傷跡から黴菌が入り、体中に蔓延している」と言うのである。余りにも苦しむのでお母さんが夜中に救急車を呼び、そのまま豊岡病院に入院となったようだ。

その後の精密検査で、菌は心臓や脳にまで蔓延していて、心臓の一つの弁が動いていないと言う。立つことも出来ない様で、明日の15日の9時からの手術と決まり、予定を聞く為に長男もコロナの関係で、見舞いに行くことも許されずにいたが、お願いをして12日に予定だけは聞けたようだ。

それと言うのもお母さんも相当なショックを受け、運転中に自損事故を起こすほどに憔悴しきっていたためでもある。

説明では、「胸を開いて真ん中に有る胸中骨を縦に切り、肋骨を開いて取りあえずは、心臓の弁の回復手術をします。心臓を一時止めて人工心臓で対応して、治療をします。場合によっては人工弁になるかも知れません」と言う事らしい。その後は抗生物質の点滴を行い、細菌の治療を行うと言う。死亡率は5%位と言う。

そんな関係で、お母さんも長男の自宅で24日まで、療養をするらしい。

そのお父さんは、私より10歳ほど若く55歳で建設会社の勤務の傍らで、農業や消防団など村の役もしていて、活発で明るい性格の人である。

長男からも「何と話したらよいかなぁ」「色々な親戚が、病院を変えた方が良い」とか色々と話を持ち込まれているようだ。

私は自分の体験から「重篤な病人には、大丈夫だ手術したら治る元気そうだし」などの励ましは禁句。本人にはその気は無くても、当事者にしてみれば他人事にのような振る舞いに思えるから、「励ましより、労わり寄り添い」の言葉を掛ける様にと。また、私もそうだったように色々な人が、色々な病院を紹介してくれた。先進医療の話もあったが、所詮は噂や素人の意見だと思い、主治医の指示に従う事にしたので、その必要が有れば、豊岡病院の担当の主治医から、セカンドオピニオンの話もあるだろう。と話した。

私も悪性胸膜の治療では、豊岡病院の主治医の先生から、「この病院では過去に治療実績が無いくらい珍しい厄介なガンですので、兵庫医科大学病院を紹介しますので、そちらで治療を受けて下さい」と言われた経験が有る。

お陰様で、中皮腫の治療実績では日本一の病院で、その病では第一人者の先生を紹介していただき、今こうして元気に生活して居られる。もし、素人の自分勝手な病院を選択して居たら、どうなっていたかは分からない。せめて掛かりつけ医の支持を貰うのが得策だと思っている。素人と医師では、医療知識がまるで違う。小林真央さんも最初から標準治療をしていたらと悔やまれる。

約2か月から3か月の入院だと聞いたが、このご時世でお見舞いにも行けずに心配している。どうか明日の施術が、無事に終わりますように念じるしか出来ないが・・・・・

本当に何が起きるか分からない。因みに、このお父さんはガンでは無い。PCR検査も陰性で、コロナでも無い事は分かっている。

お大事に・・・・お見舞い申し上げます

また、次回にお会いしましょう。

では又ね

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