地震は物理現象、ならば科学で予測できる。阪大 池谷名誉教授 http://motoji-ikeya.jpn.cx/

地震前兆現象のブログ 理科学教材「静電場センサ組立キット(地震前兆現象検証器)」

緊急地震速報の利点と欠点

2019年02月10日 | 地震予知

緊急地震速報は、地震が発生した際に震源に近い地震計で揺れ(初期微動)をキャッチして、これから来る強い揺れ(主要動)を気象庁が瞬時に予測、警戒を呼びかけるものです。 

地震には、最初に来る小さな揺れのP波(初期微動)と、後から来る大きな揺れのS波(主要動)があり、地震による被害はほとんどの場合、S波によってもたらされます。
P波は伝わる速度が速く、S波は伝わる速度が遅いため、この時間差を利用したのが緊急地震速報です。
震源に近い地震計でP波をキャッチし、気象庁が瞬時に地震の規模や震源地を予測、強い揺れ(S波)を推定します。
S波が遠くへ伝わる前に気象庁が発表します。
このため、猶予時間は短く、緊急地震速報が発表されてから強い揺れが来るまでの時間は、数秒から長くても数十秒しかありません。
このわずかな時間を有効に利用するためには、緊急地震速報を受け取った時の行動について普段から考えておくことが重要です。

                            フジTV  https://www.fujitv.co.jp/jishin/ より引用

緊急地震速報の利点

代表的な利点として、新幹線や列車、車両の運行・運転中に揺れが来る前に、減速することができ被害を軽減できる場合がある。また、前もって地震の発生を知ることで、危険に対して身構えることができる。

緊急地震速報の欠点

足元で起きる直下型地震ではPS波が同時に来るため地震発生前の速報にならない。発生源が遠い程、時間差が生じるので、「揺れの少ない地震」ほど早く速報を流せます。

緊急地震速報は、地震予測ではなく地震後の対処法なので、速報にまちがいが少ない。地震前速報は研究段階のため速報は流せない。地震発生の可能性を〇〇%と「長期公表」はできても「短期公表」はできません。netで〇年〇月〇日に地震が起きると言う予言や民間研究家の危険情報を見かけます。結果は解釈次第のレベル評価。まだまだです。政府が重い腰をあげてくれればと切に思います。

 

投稿者 片山真二

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