永遠の生命、安心

永遠の生命と永遠の安心を得る方法を紹介します。

2025年元日(きらく仙女さんの日記の転載)

2025年01月01日 | 日記
明けまして、おめでとうございます!
どなた様も爽やかな元日をお迎えのことでしょう。
今日も亦、日記にお立ち寄り、ありがとうございます。

巳年の元日は、農暦では1月29日になります。その日には
改めまして修養にかかわる話をお伝えする予定ですが、手始めに、
今回は「み」について思い付きました事などをお話しいたします。

干支の巳は動物のヘビに当てられますね。「み」音は「実」に通じ、
実を結ぶ、結果が現れるとも謂われます。西洋ではヘビは一般的に
知恵と関係するようで、古今の色々な伝説や宗教説話にも登場します。

日本家屋の旧家にはヘビが住みついて守っている場合があるようです。
私の住居でも、結構大きいヘビが一度、台所に挨拶に来た事があります。
暮らしぶりや居住場所の詳細は不明ですが、迷惑行為などはありません。

また、別の個体が脱皮した抜け殻を玄関で見つけた時は少し驚きました。
それは長くて状態が良く、財布に入れておくには違和感がありましたが、
周囲に注意しながら脱皮して懸命に生きている印象が伝わってきました。

ヘビは脱皮して一回り成長するのですね。龍の脱皮は、私は存じません。
私の場合、蛇は龍ほど親しくなく、滅多に出会いませんが、昔の住まいで
黒っぽい大蛇が、山地の工事中止を陳情に来た時の様子を思い出します。

当時の家の3階の窓まで、どの様に来たかは今考えても不明です。たぶん
大変な努力であったと思われます。そして、命がけの行動だったでしょう。
その地域のリーダー的な使命感を持って来たような印象が強かったです。

昔、高雄の林雅志氏が木陰で道院の経典を開いていた時、経典の光に
反応したらしい大蛇が傍らに来て、眩しそうに目をつぶっていたとの事。
林氏が御本をパタッと閉じると、慌てて叢の中へ逃げて行ったそうです。

神社で大切にされている美しい白蛇もいますね。そういう立場の個体は、
自分のお役目を感じて努力しているようです。蛇(じゃ)と発音しますと
邪と同音で悪いイメージですが、ヘビは決して邪悪ではないと思います。

ただ、自分のシッポを飲み込んだり、自ら剣に巻きついたりしますと、
結果どうなるかは明らかでしょう。現実の動物のヘビはそような事を
行う筈もありませんが、ここの人間界では珍しくないかもしれません。

極端に愚かな人だけの話ではなく、普通の生活をする常識的な人でも、
様々な事で悩んでエネルギー消耗したり、善い事と思っても準備不足や
エラーやタイミングの不適から自分を害する結果になる事もあります。

私は基本的に、ヘビはニガテです。感覚的に通じ合えない場合が多くて
親しくなり切れません。けれど、手も足も無いらしい身体で器用に動いて
懸命に生きる姿を見ますと、その頑張りを労ってあげたい気がいたします。

人も各自それぞれの条件があり特徴があります。その自覚を深める為にも、
ヘビ達がとぐろを巻いて静かにするように、じっと坐して静黙してみては
如何でしょうか。その呼吸や皮膚感覚を感じてみるのも新鮮でしょう。

彼らは又、動く時は力まず、柔らかく、しなやかに、素早く動きます。
そして一生のうちに何度も、不要なものを脱ぎ捨てて成長してゆきます。
実にヘビ達は、生きるコツを色々と教えてくれている気がいたします。

そのような蛇の動静とリセットを、この年頭に意識されてみるのも
有意義ではないでしょうか。今年も色々な事が始まりそうですが、
何が起ころうと恬淡に、修養を楽しんでまいりましょう!!

どうぞ、今年も宜しくお願いいたします。
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