永遠の生命、安心

永遠の生命と永遠の安心を得る方法を紹介します。

初期化 (きらく仙女さんの日記の転載)

2012年12月22日 | 日記
初期化と聞いて PCの初期化を思い浮かべられる方も多いと思います
私の知人の中に 最初期の状態で友人に上げるつもりで強烈なソフトを使って
基礎のハードディスクまで完全抹消してしまい 結局資源ごみを作った人がいました
生物で言えば 身体が土に帰る様に 霊魂が原材料の世界に戻るサイクルがあります
人霊も消耗して又は砕霊状態になった場合はそれに類するのが厳然とした現実です
私達が有益と思う初期化は 疾病等を未発の良好な状態に戻す様な事ですよね

最近 IPS細胞(人工多能性幹細胞)の研究が注目されている様ですが 
IPS細胞の発見は勿論有意義でも 医療分野等で活かされるためには
その分化を制御する技術の研究開発が今後の課題であるとの事です

NHKTVの科学番組に由りますと プラナリアという原生動物は
全身に幹細胞が分布している為 切断しても各部分から目や尾が再生されて
各々が完成体となるそうで その時に着目すべき事は各部分が 元の頭部側に
必ず頭が再生され ヘッジホッグというタンパク質がその方向性を決定している 
という所まで解明されているそうです 大変興味深い研究であろうと思います

又 哺乳類の場合も アクチビンというタンパク質の一種の濃度に由って
IPS細胞の分化が左右される事が発見されているとの事 その研究に関連して
心臓の細胞の場合は IPS細胞に対して 発生後7.5日目のタイミングでノギン
8日目にウィント 10日目にG-CSFというタンパク質を順次添加すると
心臓細胞に成るべく増殖するという事が実験的に確認されているそうです

又更にその研究とは別に 肝臓の細胞の実験では IPS細胞に肝臓周辺の
間葉系細胞と血管内皮細胞を影響させると 一個のミニ肝臓が形成されるそうです
けれども 初期化の詳しいメカニズムは未だ解明されていない段階という事です
科学者にとっては研究の苦労と楽しみが延々と尽きない といった所でしょうか

大道の真理は 最初の基本物質である「炁」とそれを包容する「道」の存在から
常に理論展開されます そして現象に関しても 最初の発生の出発点より更に前
所謂先天の(pre-cosmic)真機が発動する以前の状態と それが何故に存在するか
どの様に現実の世界に展開されるか 等々の問題に明確な解答が示されています

そして当に「初期化」のメカニズムを知り 自己自身でそれを実践し証明する
その事が道院の修養の最重要課題であり その知恵と技術を伝授する事こそが
この世界に経典が齎された主目的であったと 一研究者として拝察致します
難解という先入観から研究しない人や 一我見に執着して自他を翻弄する人も
古今居られる様ですが 大道の真理は 理論も方法も超シンプルで明快です
多分 門外者が率直に試してみて成功する確率の方が高いと言えるでしょう

簡単に申しますと 分界を決定するのは陰陽で 陰陽を左右するのは動静です
つまり 動静を制御できれば 陰陽で構成されているDNAも制御できる訳です
動静を制御するには その微妙な機を感知する純粋な神経感覚が絶対に必要です
真坐を続けて動静の臨界を会得すると 身体の真窔の部位に体細胞の初期状態と
同様の物理的条件が設定される為に IPS細胞様の細胞(真胎)が発生します
更に真坐を継続すると 炁功の自然に由り適正な分化を開始して分化してゆき
次第にその身体に必要且つ最適な体細胞が形成されて 必要な機能が発揮され
その修坐者の身体は「必要な程度に」 真霊は「十分に」回復する訳です

ここで言う「必要な程度」と「十分に」の差異は何か と申しますと
一個の生命体にとって 現実の一時的身体よりも 永続的な真霊の方が
優先順位が高いという事です 譬えれば 気に入りの衣服や道具が傷むと
修復して大事に使うのは適正ですが 自分の生命の修復の方が重要でしょう
私の個人的経験では 経典の理解可能な程度に脳細胞が最優先で修復され
心臓の細胞が初期化されました その経過を証明する公的機関のデータは
残っていませんので 信憑性を否定する事は可能ですし御自由ですけれど

無論 マジックではありませんから一朝一夕には結果が顕れません そして
同様の方法で修坐を継続しても 効果や経過は各人により千差万別ですが
道院の修坐の実践に由って 欠損していた歯が再生されたという事例も
過去に複数見聞きしています 癌が治癒した人や 梅毒の毒素が体外に
自然に排出して完治した人に面会した事もあります それらの事例で
医療機関等に詳細な記録が残っている場合も少なくないでしょう

もう少し詳しく具体的に 真坐の方法論に関してお話ししますと
基本は「平静」です 平静でなければ微妙な機を感じられない道理です
メカニズムとしては 平静が極限に至って反転し細胞分裂等の現象が起動します 
従って 坐に由れば 動静を制御でき陰陽を制御できる「神経の基」が生じるので
身体の必要な個所に適応する体細胞が形成されていきます それ故にその神経の基が
発生するか否かが 我々現身を持つ者の心身の健康回復にとって最重要点となります

神経の元基 これは元神(げんしん)と呼ばれますが 各生命体が固有する最重要な
機能を有する基で その形態は一炁囫圇(いっきこつりん)と呼ばれる一胞状態です
神経の基が発生すれば 自然にその生命体の活動が発揮されますから 真坐の実践に
由ってその状態を再現できれば 最初期と同様の物理的変化が当然起こり得る訳です
真坐は その様な初期化現象と初期分化を 現在の身体を使って再現する方法で
それに由り心身共に健全な状態が 炁功の自然に由り達成できる道理です
その様な 真坐を用いる初期化と適正分化の作業を 修養と謂います

修養は 神経を元神の微妙状態にする為に 先ず気の平静を練習する事が
最も安全且つ近道となりますが そして更に大成してゆくには 平静と共に
大道(宇宙)を体感する為に 人心を虚心にする練習が必須になります つまり
炁を感知する為に元神状態を再現する事と 大道の包容体制を感得する為に
虚意識を練習し実用化する事です 初期化を自然に自在に実用化できる様に
成るには 生命体初期の炁機を感じる神経を支える場が必要という意味です
嘗て 釈尊が菩提樹下で静坐された時も ご自身の生命体としての
最初の状態を深く思うと共に 宇宙の心を感じておられました

太乙正経午集という 炁功に関して説かれた経典の経首の所に
「事一人(いちにんに つかえよ)」と有ります その文章に続いて
「一人とは何を云うか――即ち各々の先天固有の、至清至霊無障無惑、
三界六輪(宇宙空間の機構)以外の侵迫を不受の『元神』」と有ります
修坐は 特定の神仏を信仰しなさいという種類の問題ではありません
自己固有の生命の元神に対して 誠を尽くす実践こそが重要です

そして 理想的には 心身の疾病や損傷の軽い内に 或いは未然に
予防的に常に初期化と適正分化を自動化する その為の真息モードを
練習し会得し 自然に活用できる様になる事が望ましいでしょう
常にリセットし 自動的にリプログラミングするという意味です
今日は奇しくも マヤ暦の一区切りの始まりの日だそうです
理想に向かって 志を新たにしては如何でしょうか?
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