風薫海航空翔

カゼカオル・ウミワタル・ソラカケル Presented by 柊(syu)

いつかの恋バナ

2010-04-09 15:09:48 | ハマリもの
某日、何気なく本屋さんをのぞいた

マンガコーナーの前を立ち寄ると、何やら小さな冊子がアチコチに吊るしてある。
手にとってみると、販売してるマンガ単行本のコピー。
最初の数ページをコピーして小冊子とし、立ち読みさせてくれるシステムの様子
へぇ~、ナルホド。
青池保子の新作やら、少年マンガのコピー小冊子をパラパラ手にとって読んでみました。
今の本屋ってマンガは大抵ピニールに包まれてるから、内容なんて見れないもんなぁ。
読んだことのないマンガを買うのって、なかなかないし。
こうやって「立ち読み用」に吊るしてもらってると、実際に読めてすごくいい。
なかなかいいビジネスプランじゃないですか~

そんな立ち読み小冊子を何冊か手にとって読んでいたら、
「おおおっ!!コレは是非続きを読みたい!!」という想いにかられて
久しぶりに衝動買いしてしまったマンガがコレ↓。


「Love,Hate,Love」ヤマシタトモコ・著

まんまと本屋のビジネスプランにやられてしまったワタシだ(笑)。
しかし、これは最初の数ページで思いっきり引きこまれてしまいましたぜ。


貴和子は、ある日同じマンションの隣室ベランダでタバコを吸う男に出会う。
52歳、気だるげな大学教授、縫原。
バレエダンサーの道を諦め、バレエ講師として日々を過ごす貴和子に、彼は誠実な言葉で語りかける。
今まで恋愛を避けてきた貴和子の心に火がともり…BL界の人気作家が描く、28歳・処女の真摯でピュアなラブストーリー!
(Amazon内容紹介より)


読んでてなんだかとっても懐かしい感情が湧き上がってきました。
そうそう、恋が始まった頃ってこんなせつなくてドキドキする感じだった
相手のことを知りたいし、自分のことも知ってもらいたい。
私はどう思われているんだろうか、頭の中から相手のことが離れない。

結婚して子供いて、毎日育児に追われているとすっかり忘れてる感情よなぁ…
学生時代の友人から恋をしていて花柄のワンピース買っちゃった、なんてメールをもらうと嗚呼そうだった、そういう感情あったあったと携帯に向かって頷いている自分。

まぁ結婚してしまえば、恋出来る相手は現実味のない対象になってしまうのでね。
ジャニーズだとか、お笑いだとか、俳優だとか、プロレスラーだとか(←最後のはワタシだけか・笑)。
そういう世界では一方通行なので何も変わりはしない。
でも現実味のある恋は違う。
進行するかしないかの微妙な関係の中で生じる感情が、なんともせつなくて懐かしくていいもんです。むふふっ

そういう感覚を疑似体験したく、リピートして読んでしまってます

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