風薫海航空翔

カゼカオル・ウミワタル・ソラカケル Presented by 柊(syu)

喫茶は喫茶でも…

2006-08-16 19:56:30 | ハマリもの
          

グータラ生活加速中の今日この頃。食事の支度を気にせずに帰宅できるんだから、ちょっとは遊んで帰りたいなぁ。と、仕事帰りに行き着けのマンガ喫茶へ(普通はそんなところに「行き着け」があるのだろうか?)。
何を隠そう、ここ数年のワタシのストレス発散方法は「マンガ喫茶」か「てもみん30分コース」のどちらかになってきた。…とか言っても最近はあんまりストレスもないのだが。とにかくストレスあってもなくても、通ってしまうマンガ喫茶なのである
ここで読破したマンガ数知れず…。ワタシが子供の頃「りぼん」に連載されていた懐かしいマンガから、イマドキの高校生に人気のモノ、「東京大学物語」から果ては梶原一騎まで。う~ん、雑食系になってしまったぞー

今回読んだのは、吉田秋生の「イヴの眠り」。
吉田秋生の描く『ナイフのように美しい男性(というか少年)』が、昔から大好きだった。それに「ナナメ読み」を許さないような、じっくり読まないとこんがらがってしまう練りこまれたストーリー構成も匠らしくて好きだ。

その「イヴの眠り」を何の情報もなく読み始めて…ビックリ
舞台がハワイからイキナリ沖縄にぶっ飛んできたのだ。シビアなサスペンスに散りばめられた、沖縄の言葉(「まぶや」「キジムナー」やら「ウタキ」やら)と沖縄の風習、そして見慣れた沖縄建築の数々…。

何よりも驚いたのが、「奥神島」と名前は違えど聖地・久高島が登場するのだ!。しかも久高島のあの港や診療所が、リアルに描写されている。久高島に行ったことのある人であれば、「アーッ!」と叫ぶものばかり。
ついでに「コレは絶対、ナカグスク城址の横にある廃墟だ!」と思われる建物が登場したり、沖縄病重症患者には堪らん作品だった。かなりマニアックな取材をしたんだろうなぁ~。

調べてみたら、この作品は「夜叉」の続編だそうで。それは是非とも「夜叉」と合わせて読まねば~。と理由をつけて、近日中にマンガ喫茶へ行くであろうオホホホ

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