風薫海航空翔

カゼカオル・ウミワタル・ソラカケル Presented by 柊(syu)

ベランダの奇跡

2007-05-28 19:09:18 | 徒然なる日々
           
3月に芽を出したユリが、大輪の花を咲かせた

以前にも書いたが、我が家では植物が無事成長した例がない(水のやりすぎという説があるが…)。なもんで球根から芽が出たことが嬉しくて、ユリの芽を「うちの子」と呼び「元気に育て~」とか「キレイだねぇ~」なんて話しかけながら成長を眺めていた
土からニョキっと出た芽は、「ひょっとして1mぐらいまで伸びるんじゃないか?」と心配するぐらいニョキニョキ背を伸ばし(それはなかったが)。瑞々しい葉を幾つも幾つも広げ。「成長」というのはこういうことなのか!、とまるで夏休みのアサガオ観察の小学生のごとくベランダに張り付く日々。
気づくと先端に膨らみが二つ。日に日に太ってピンク色に色づいていった。この膨らみがいつ弾けるんだろ?、と心待ちにしていた。

そしてある朝。「うちの子」は奇跡を起こした。鮮やかな大輪がそこにあったのだ。
見つけた瞬間、アッ!と声を挙げてしまうぐらい感動した。ものすごいエネルギーが爆発したかのごとく、力強く咲き誇っている。花が咲く、というのはこれ程までエネルギッシュなことなのか~。バッチフラワーレメディが花の波動を転写したものである意味が、初めてわかったような気がした。
「花が咲く」というのは当たり前のことかもしれない。たまたま我が家が植物栽培ヘタだっただけで、奇跡に感じるのかもしれない。でも成長過程を子供のように見つめ続けて、成長というのはエネルギーなんだなぁとワタシは感じたのだ。

自然はホントのことを教えてくれる。
芽を出し、背を伸ばし、花を咲かせる。それを「成長」と呼ぶのであれば、人も成長する為にプロセスを踏まなければ花は咲かせられない。長い時間土に埋まってエネルギーを蓄積する時間も大切。ならば、自分が停滞しているように感じるも成長には大切な時間なんだと思えるようになる。
そんな風に自分自身の姿を重ね合わせながら、「うちの子」がベランダで見せた奇跡はワタシに学びを与えながら咲き誇っている