土曜日、さいたまスーパーアリーナで行われた「ハッスル・エイド2006」を観にいった。久しぶりのプロレス観戦だー。
「ハッスル」去年の秋、HGや和泉モトヤがプロレスデビューを果たしたことで一躍有名になったプロレス。今回は川崎マヨの嫁さん・カイヤがプロレスデビューをしたので、芸能マスコミでもちょっと取り上げられていた(ちなみに写真はカイヤ。遠近法を使っているのではなく、ホントにこんなにデカイレスラーと戦ってました)。
ひとくちにプロレスといっても、いろんなジャンルのものがありまして。いわゆる「馬場・猪木」の正統派モノもあれば、オリンピックでやってそうなアスリートっぽいルールのモノもある。岩手の県議会議員になったマスクマンがやっているのは、飛んだり跳ねたり昔のタイガーマスクみたいなジャンルオンリーだし、大仁田厚がやってた『電流爆破ナントカカントカ』みたいなハードなジャンルもある。まあ、このへん語ると長いので省略(笑)。
で、ハッスルはこれまた全く違うジャンルのプロレス。「エンターテイメント・プロレス」というもの。台本が決まってて、ストーリー性を重視している。プロレスなんて八百長やん、という世間の目を逆手にとっているように感じるのはワタシだけ?。
これがメチャクチャ面白い。ちゃんとプロレスできる一流のレスラーが集っているから、かなり魅せられる。マニア層だけでなく、「プロレスなんとて見たいことないわ~」なんて人が見ても十分楽しめる構成になっているのがスゴイ。現に会場には、子供連れやカップル・女の子同士のグループが多くて、明らかに他のプロレス会場と客層が違うように感じた。
マニアの間では賛否両論あるけど、入り口がどうであれ今氷河期のプロレス界に客を呼べるものがあればそれで十分じゃないか、とワタシは思う。まずはそこからスタートしなければ。
てなわけで、ワタシも今回楽しんできた。とにかく笑いっぱなし。のっけからくり~むしちゅ~の有田が登場して、あまりにも細かくて素晴らしいレスラーの物真似を披露。悶絶しっぱなしでした、ワタシ。
大好きなHGのナマ腰振りを見れて「あー、ワタシもう思い残すことはない」と涙し、笑ってはいけない下ネタの応酬に肩を震わせてこらえ、「ハッスル・ハッスル・フォー!」と最後のキメポーズもノリノリでやってしまい…。
そんなこんなですっかりハマってしまいました、ハッスル。