システム時代

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Windows 8でアプリケーションをダウンロードして実行するまで

2012-11-22 11:15:56 | 日記

いくらOSの高機能になっても、必要なアプリケーションが動作しないのでは意味がない。新しいOSが登場するたびにいつも問題になるのが「これまで使っていたアプリケーションが新しいOSでも動作するのか?」という点だ。結論からいえば、

  Windows 8では、Windows 7で動作していたアプリであれば、その大半が動作する

……というのは、Windows 8は、Windows 7に対してOSの中核部分(OSカーネル)が、それほど大きく異なるわけではないからだ。事実、マイクロソフト自身「Windows 7で動作するアプリケーションは100%、Windows 8でも動作する」といっているほどだ。

さすがにこれは言いすぎかもしれないが、OSカーネルのバージョンはWindows 7が「6.1」であるのに対し、Windows 8では「6.2」(ちなみにWindows Vistaは6.0、Windows XPは5.1)で、Windows Vista以降、少なくともOSのバージョン番号はそれほど大きく変化していない。

ただし、どのような場合でもまったく問題がないというわけではない。注意しなくてはならない場合を、例を挙げて見てみよう。

【ケース1】Windows 7とWindows 8とで、CPUの種類(32bit/64bit)が異なるとき

 

Windows 8には、一般的なコンシューマ向け「Windows 8」、ビジネス/プロ向け「Windows 8 Pro」というエディションの違いのほか、32bit版(x86版)と64bit版(x64版)の違いもある。

最近のパソコンではほとんどが64bitに対応しているため、これまで32bit版のWindowsを使っていた人でも「この機会に64bit版にしてみたい」という人は多いのではないだろうか。

Windows 7/Vista/XPでも64bit版はあったので、すでに64bit版だという人は問題ない。問題は「これまでは32bit版を使っていて、Windows 8で初めて64bit版にする」という人だ。

まず一般のアプリケーションは、32bit版がほとんどで、これは64bit版OSでも問題なく動作する。

フォトレタッチや動画編集など、大量のデータを扱うアプリケーションでは64bit版に最適化した機能も搭載されてきているが、こうしたアプリケーションは64bit版のOSを自動判別して、64bit版のときには高速動作できるタイプがほとんど。

このため問題なく64bitのWindows 8でも動作する。

オンラインソフトでは、32bit版と64bit版とが個別に配布されているパターンが多い。こうしたアプリケーションでは、64bit版を再度ダウンロードしなおす必要がある。

実際には32bit版のアプリケーションでも64bit版のWindowsで問題なく動作することが多いが、この場合は、64bit版ならではの高性能は生かせなくなる。

新たに64bit版にしたという人は、いま使っているアプリケーションで64bit版が提供されていないかどうかをよく確認してほしい。

vecterより転載

OSの進化は良いが、ソフトが対応できてますか?

 

 

 

 

 

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