こまめに体重を測るようになって気付いたことがある。
昨年は、大日岳に登った翌日に2キロ増えた。
この冬は、尖山に登った翌日に1キロ増えた。
順番に書くと、
月曜日に登山すると、
火曜日に体重が増える。
水曜日に元の体重に戻る。
登山愛好家の間ではけっこう知られているようで、わかりやすい説明を見つけた。
人間の体は、水分が一定以上少なくなっていわゆる「脱水」状態になると、ホルモン分泌によって尿に回す水を少なくさせ、血管から皮膚の内側に水を放出するそうです。こうして皮膚の下に水がたまった状態が、「むくみ」となるわけです。
なるほど。
じじの場合は最近になって、登山中にのどの渇きを感じなくなって、水を飲まなくなったことが原因か?。
「むくみ」は女性の関心が高いようで、この説明も女性中心になっていきます。
女性はどうやらこの「水分セーブホルモン」の発動タイミングが、男性よりも早いようです。さらに、女性の体は男性に比べて筋肉が少なくて皮下脂肪が多く、水をため込みやすい(水分を発散させにくい)構造になっているため、ホルモンの発動で皮膚下に放出された水をほとんど全て受け止めてしまいます。これにより、少しでも水不足を感じると、女性の体は即水ガメ化してしまうのです。
なぜそんなことになるかというと、女性の体は、「少ない水で長くもつ(=水不足に強い)」ように造られているからです。女性は子どもを産むために、男性より環境ストレスに強い体の設計になっているのですが(例えば、平均的に女性が男性より長生きするのはそのせい)
じゃあ、どうすれば良いか、
むくみは特に体に害をなすものではないので、治らない場合は、もうこのさい無視しちゃってください。むくんでたってあなたは十分美しいのです。(誰に言ってんだ?)何度も登山を重ねていれば、そのうち体が慣れて、出ないようになるかもしれませんし・・。
え、そういう結論なんですか!?。
全部読みたい人は、こちらの【番外編:「むくみ」とは】をどうぞ。