桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

安倍ちゃん好きのあなたに

2013-08-18 | Weblog

俺のブログに書き込みをする人には、色々といるようだが、それぞれの思いで、何を書いても構わないと思っている。思想信条は自由。自分の思いで好きなことを書いても構わない。ねえ、人それぞれだもの。俺が大好きなトマトを「お前も喰え!」なんて、嫌いな人が言われ、押しつけられたらば嫌だよね。それと同じだ。

しかし書くと言うことは、そこに間違いがあれば、自分の無知を曝すことにもなるから、心して書くべきだと思う。

「安倍首相がいれば大丈夫。石破は怖い。橋下は駄目」と。書く人、あなたも恥かしい口かも知れないねえ。

今日のニュースにも「自民党が維新に接近」とあったが、石破の言葉は安倍の言葉だ。安倍の思いは橋下の思いだ。この3人に思想に相違はない。

安倍の語る「戦後レジームからの脱却」とは、それは戦争を反省し、多くの戦死者を出した悔悟からの平和希求だった戦後の歴史を否定することだ。自民党政権が行って来た政治、自分たちの歴史を否定する行為だろう。

このような安倍思想で、どこに新しい国が生まれようか。

麻生の言葉は、全世界を敵とした。

徴兵制で「死刑を科す」と宣告した石破を、若者は許すのか。

麻生も石破も、安倍は許容して自民党政権の中枢として存在させている。同じ思いだからだ。

安倍がいるから大丈夫などと語る無知こそ、日本を新しい戦争前夜に進ませる、新たな過ちを生むだろう。

 

 


またまた大阪府警

2013-08-18 | Weblog

痴漢冤罪で、また間違えて逮捕したと大阪府警が発表した。良くやるねえ、大阪府警は。

人間も組織も間違う。ね、過ちを犯すのが人間だから、そのときは間違いと潔く正す。今後も大阪府警は隠し立てせずに正直に間違いを発表して欲しい。

ところで、今回の冤罪は深刻だね。被害者の申告通りに「この人が犯人だ」と言われて逮捕したらば、防犯ビデオで服装が違うと判っての釈放だと言う。

怖いねえ、これは。

痴漢冤罪は、大体が被害者の告発で逮捕されるが、その言葉が違っていたらば、防犯ビデオが無ければ、どう無実を証明するのだろうか。

今、痴漢冤罪で闘う仲間にも、同じような事件があるし、JR山科事件と呼ばれる痴漢冤罪は、被害者が消えてしまい、ただ警察官2名が「見た」と語る言葉だけで有罪になっている。

ちなみにJR山科事件では混雑した車内での痴漢犯行状況を、目撃したと称する警察官の1名は普通に立っていては見えないことから、同僚の脇の下に首を突っ込んで目撃したと、おおよそ混雑した車内では考えられない体勢での目撃を語った。ところが、その刑事の後ろにいた一般人が見つかって裁判に出廷し、そのようなラグビーのスクラムみたいな刑事の姿は見なかったと証言したにもかかわらず、「見逃すこともある」と有罪だった。

被害者も間違う。人間だから仕方ない。責められないが、警察官は嘘を言うから、これは深刻過ぎる問題だよなあ。

 

 

 


あぁあ、言われちった!

2013-08-17 | Weblog
どこの誰だか知らないが、終戦祈念日だって!
しかも、その違いを勉強しろ!と言われてしまった。いやはや、どうも。
安倍首相のお坊ちゃん右翼思想に呆れる俺だが、敗戦記念日が終戦、しかも祈念日とは知らなかった。
これは勉強しなくてはならないねぇ。
戦艦ミズリー艦上で、日本が署名したのは「無条件降伏書」じゃなかったの?
無条件降伏ってのは「負けました!」じゃないの?敗戦じゃないの?終戦書かぁ?
無条件降伏が終戦、便利な認識だねぇ。
こんな手合いがいて、ヘイトスピーチなんかも横行するんだろうね。

いいねぇ!

2013-08-17 | Weblog
今朝の毎日新聞に警察官教育が変わりつつあるとの記事があった。失敗を戒める姿勢から「自分の弱さを認めた上で問題に向き合おう」という方針に変わりつつあるという。
いいねぇ!
何でも、今年2月、警視庁が「叱責は職員を萎縮させ、失敗の隠蔽を誘発するだけ」ゆえに、「ミスの対処の教育を改めるように」と求める通達を出したことによるものらしい。
従来の不祥事に対した再発防止対策だけのやり方で、警察庁幹部は「真面目にやっている警察官の士気を下げるなどのマイナス面が大きかった」と話す、と書いてあるのを読んで、我が意を得たり!だ。
中川正浩警察庁官官房参事官は「失敗を恐れぬ若者を育てなければ警察の将来はない。上司も人の弱さに寄り添わなければ」と意識改革を促す、とあったが、その言や良し。
社会正義を守るに相応しい正義感を持った組織に生まれ変われるように、真面目な警察官の士気を大切にする改革を行って欲しいと願わずにいられない。

中途半端

2013-08-17 | Weblog
前任時の最大の後悔が、靖国神社に行けなかったこと、と安倍首相は語っているそうだが、今年の敗戦記念日にも靖国神社には行けなかった。
俺は、靖国神社は天皇制国家に忠誠を誓った死者だけが祀られる場所だし、天皇制国家に殺された若者たちの祀られる場所だと思っているから、あそこだけが特別視されるところに、未だに天皇制国家史観を抜けられない日本の悲哀があると思っている。
安倍首相の靖国神社史観は、日本を戦前の国家に戻し、政治家たちが自分たちの思うままに国家と国民を操りたいだけのモノだとも思っている。何不自由なく好き勝手に育ったお坊ちゃん政治家たちは、国も国民も自分の思うままにしたいのだろう。
人間は弱い。その弱さを天皇という神を抱くことによって補い、神の国日本だと錯覚して生きていたのが天皇制国家日本だったろう。億萬年の地球上の歴史を科学として知る現代にあって、たかだか3千年ほどの神の国だなどと語る認識が、俺には、全く理解出来ないが、まあ靖国神社を好きな人は好きでもいいだろう。天皇制国家日本を誇るのも勝手だが、そんな非科学的で小さな史観を押し付けないで貰いたいだけだ。
今年も靖国神社に行けなかった安倍首相は、代理人を派遣して、参拝の印である玉ぐしを捧げて、「想いは変わらないと伝えて欲しい」と伝言したらしい。
あぁあ、この情けなさ。
そんなに行きたければ、小泉純一郎のように行けば良い。その中途半端さが、世界に日本不信を広げて行くと判らないのだから、このお坊ちゃん政治家にも困ったモノだねぇ。

仕事

2013-08-15 | Weblog
今日は、長いこと「やらはくてな!」と思い続けて来た、庭の水道の排水を作った。
こんな仕事は、何度も経験しているし、始めてしまえば簡単。既設の雨排パイプにT字管を繋ぎ、排水枡にはL字管、更に、接続の45度管を入れて、上手く角度を調整して排水は完成。次は、排水枡。
既設のレンガに合わせて、なるべく簡単なモノにした。
予定よりも早く終わったので、連れ合いの実家へ行き、庭の水道に浸透式の排水枡を入れて、その上に市販の流し台を置いて、こっちも庭の排水を完成させた。連れ合いには、我が家のは5万。実家のは3万かなぁ、と言ったらば、「5万は高い」と抜かした。
土方仕事の価値の判らない奴!

冗談でしよ?

2013-08-14 | Weblog

柔道界の不祥事で、やっと会長が辞職になり、後任が決まった報道があったけれども、これが笑える。

会長補佐の専務理事が、元大阪府警本部長だと。

大阪府警と言えば、でっち上げ、出鱈目捜査の宝庫。そこのトップとして、何もしなかった奴に、どうして柔道界の不法行為が是正できるのだ。

あああ、こうなんだよな、何時も日本は。

不祥事の立て直しと言うと、すぐに元警察、元検察が出て来るけれども、この両組織ほど、腐れ切った組織はない。裏金、でっち上げ、不祥事隠し。社会の信頼を良いことにして、やりたい放題しているのに、判らないんだなあ。

まあ不祥事に染まり切った奴だからこそ、判ることもあるのだろうが、こんな輩の名前を正義の代名詞のように扱う報道に接するたび、俺は怒るねえ、腹が立つよ。


お婿さん

2013-08-14 | Weblog

 昨日は、迎え盆。義父の新盆で連れ合いの実家へ行って、来てくれた方の接待をした。

俺の知らない人も多いから、何も出来ないけども、まあ猫よりましな感じだね。

午後、庭に水を撒き続けたが、これが気持ち良かった。実家には水道水と井戸水があって、井戸水は使えば使うほどに冷たく感じて最高だった。


墓参り

2013-08-13 | Weblog
昨日は、利根町に墓参りに行った。
北松戸の部屋に寄り、使用を中止した電話機を取ってから徳満寺に塔婆を貰いに行き、更に親戚にお盆の挨拶回りをして行ったから、もう午後4時近かった。
掃除に来てなかったが、軽く掃くだけで綺麗になり、花と線香を供えて帰って来た。
今は、もう風習通りにやらない家も多くなって、迎え日前に来ている家が多かった。
住まいが水戸になると、利根町は遠くなってしまい、なかに墓参りにも来られないが、もう少し墓参りに来たいと考えながら帰って来た。

東海村祭り

2013-08-11 | Weblog

東海村駅に着いたらば、駅前には屋台が並び、人が一杯。
フォークジャンボリーに重なる行事があると聞いたが、駅前通りを舞台にした祭りだった。
俺が東海駅に着いたときは、来たから真っ黒な雲が力付き、中断中。バケツをひっくり返したような雨だったらしいが、帰るときには夕陽も出て、また賑やかに人が溢れていた。