桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

2011-01-24 | Weblog
昨夜、チラチラと降っていた雨は、夜半に雪に変わったらしくて、起きたらば白い景色になっていた。新聞配達のバイクが自転車のように、ゆっくりと走っていた。
今日は区切りの日だが、歳が重なるごとに楽しく、面白くなる俺の人生。これからの1年が、どんな1年になるか、自分でも楽しみだ。
今から43年前の初公判のとき、取手警察から土浦の裁判所へ向かう風景は真っ白、雪景色だった。雪は吉兆、必ず無実は判ると思いながら行ったのだった。あれから沢山のことがあって、今年は無実になる。でも、今日の雪が吉兆とは思わなかったけど。

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