桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

反響

2020-12-15 | Weblog
今朝の朝日には俺の裁判のことが載り、そこに余命2ヶ月と書かれたものだから、色々な人から案ずる連絡を頂いている。
このブログに書いているように、かなり癌は回復しているし、何も問題はない。
食事療法は、身体に良い食べ物を採って良い細胞の入れ替わりを促して癌を消して行く。
だから、手術などのような一気な回復ではないが、緩やかな回復経過を辿って治癒に進む。
正直、まどろっこしい気持ちになることもあるが、必ず克服する日は来るので、その日が来るのを楽しみにやっている。
もし、ご心配くださる方がいましたらば、何も問題はありませんのでご安心ください。
今朝、赤塚駅から特急に乗ったらば、私を見てコソコソと話して背を向けた刑事らしき臭いのする2人がいた。茨城県警や検察庁は、今朝の記事で安心したり、喜んだりしたかも知れないが、それは糠喜び。俺は、まだまだ闘うので、そちらの皆さんも安心して欲しいですね。

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1 コメント

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朝日新聞の記事 (中村主水)
2020-12-15 20:30:21
記事を拝読させていただきました。免田栄さんが、亡くなられました。出所後の刑事補償金の使い途のことで下世話な週刊誌が、免田栄さんを揶揄するようなことがありました。34年間も国家権力に捕らわれの身に置かれ、人権を蹂躙された苦悩を想像することさえ出来ない記者ばかりなのでしょう。連日のように警察官が犯罪を犯しています。それにもかかわらずメディアは報道しません。それどころか警察24時のような番組を作り続ける始末。新聞の一般読者の投稿で警察でを批判する文章をを見たことがありません。政権を批判することが、正義と思っているとしたらあまりにも短絡的な思考回路です。警察は正義を行使するという認識を国民の大半が抱いているのでしょうか。リベラルという朝日新聞の読者ですらそのような認識だとすれば大変恐ろしいことです。今日の記事を真剣に読む読者が少しでも増えることを願うばかりです。
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