桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

発見

2017-06-27 | Weblog
俺が子供のころ、家族の中でモグ!と呼ばれることがあった。家族間だけのことだったからあだ名ということではなかったが、食事が遅くて、何時までもモグモグと食べていたことから言われた。
貧しい暮らしだったから好みでない食べ物しか無いこともあったが、好き嫌いが激しかった俺は、そんなときでも食べられる物だけを食べるだけ。別に不満を言わずに黙々と食べていた記憶だ。
なぜ食べるのが遅かったのかは、自分では判らない。集中力がなかったらから、食べるときも、食べながら他のことを考えていたのかも知れない。
刑務所時代も食事は遅かった。囲碁、将棋仲間から「ショウちゃん、早くしろよ!」なんて、良く催促された。
今も食事は遅いが、これには理由がある。胃の具合が悪い感じたときに胃の負担を軽くするために口に入れた食べ物が粉になる感覚になるまで噛むようにしたから食事時間は掛かる。ご飯に黒ゴマを真っ黒になるくらいにかけて、一口ごとに口に入ったゴマの総てを噛み潰したらば呑み込むという具合だ。
前振りの話が長くなったが、黒ゴマを毎日噛み潰していると、黒い色素が歯に付いて黒くなるのが判った。
歯磨き粉を使わないせいもあったが、食事の前後に歯を磨いても歯の黒さは増すばかりで歯医者で磨いて貰わなくては!と思っていたらば、また発見だ。
今、話題の「なたまめ歯磨き粉」を使ったらば、その歯の黒ずみが忽ち消えた!
これ、お薦めだね。

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