桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

2008-09-04 | Weblog
田舎には、秋の匂いがある。稲が刈られるときに生まれる独得の薫りだ。
昨夕、つくばから帰る道、江戸時代の水戸街道を走っていたら、丘に囲まれた田が一面に広がる道で、それが匂った。そして今日、蒸し暑い東京でのマスコミ取材から帰り、布佐駅に下りたらば、駅前に吹く風には重さも湿気も消え、軽やかで涼やかな風に変わっていた。 秋だね。
社会に帰って12度目の秋。

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