桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

確かに

2019-09-19 | Weblog
大阪市長が、福島原発敷地内に蓄積された汚染水に付いて、科学的に無害のされたならば大阪湾に流して良いと発言した。
松井市長一流のパフォーマンスだろうが、確かに科学的に無害になった汚染水ならば大阪湾に流しても大丈夫だろう。
でも、問題は、無害にならなくても「科学的に無害になった」と言いそうな御用科学者や研究所が数多あるということだろう。日本には金のため、組織のためならば、平然と科学を捏造する輩が多過ぎる。
それを認識しているのだろうか、科学的に無害と検討するメンバー構成を云々していた。
たださ、もし科学的に無害と検証されるならば、わざわざ福島の汚染水を大阪にまで運ぶ必要はないよな。
核物質を無害化する手段がないのが、残念ながら今の科学技術の到達点だ。きっと今の政府も東電も、必死に無害化論をでっち上げるために苦労しているのだろうな。そして、熱し易く冷め易い日本人の特性を利用してウヤムヤに汚染水を海水放出するのだろう。
今回の松井市長の発言はウヤムヤ状態を進めるための打ち上げ花火かな?松井発言に続く、知事発言、更に、維持の大株主、橋本さんのホロー発言。さすがに維持だねぇ。

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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2019-09-19 22:23:36
安全と言うならば、遠い大阪湾まで運ばなくても、近い東京湾に流せば良いだろう!
それよりも、 安全ならば福一原発沖に流せば良いだろう。
しかし賢明な国民はそんな事を、容認しないだろう。
維新の言う事は、所詮そんなものだね。

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