桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

捨て去る国

2019-10-09 | Weblog
今回の北海道行きでは、今までに行ったことがない場所を見に行くことにした。
さりとて、日程もあれば遠くには行けない。廃屋マニアの俺が選んたのは夕張市。
石炭歴史館と言ったかな。
夕張炭鉱跡地に作られた歴史館は、そこが、すでに廃屋めいた寂れようだった。
広大な駐車場の荒れようと閉鎖されたトイレなどは、物悲しさがあった。
館内を見れば夕張市が発展していった経過を示す多様な記録や写真などがあったが、生き生きとしていた全盛期の夕張市民の写真を見ていたらば、国家に捨てられた街だと思った。日本という国家は、国民の上に存在して利用価値がないと判断すれば、何でも捨て去り、そこにある国民のことも打ち捨てのだと思ったな。
今、栄えて我が世の春を謳歌するアンタ、次はアンタの番かもね。
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