桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

出鼻

2018-01-30 | Weblog
来月6日、飯塚事件の再審請求に対して、福岡高裁で決定が出されると報道された。
この事件は、東の足利事件、西の飯塚事件と比較されるが、それはDNA鑑定が同じ時期に行われた怪しげな内容だからた。
足利事件の菅家さんは、知っての通りに再鑑定が行われ、無事に無罪判決を得た。その鑑定結果などからは、日本テレビの番組取材班が真犯人をDNAで特定して栃木県警に資料を出しているが、全く栃木県警は無視したままだ。
飯塚事件では、犯人の証拠であるDNA資料を、全部使い切った、と主張する科学捜査研究所だが、それは嘘だ。冤罪裁判で証拠DNAを全量消費したと警察が主張するときは、その鑑定が捏造だから再鑑定させないために廃棄したことを示す。
飯塚事件で久間三千年さんを犯人とする、目撃証言などは、山道のカーブで後方を振り返って見た!などとするデタラメばかりだ。
この飯塚事件、必ずや再審が開かれて無罪判決を得る日が来ると確信するが、残念ながら、今回ではないようだ。
今回の福岡高裁には、原審の1審で死刑判決を書いた裁判官が加わっていたのだ。自分のミスを認めるほどの大人物は、裁判官にはいないからだ。
しかし、ヌケヌケと自分が死刑判決を書いた事件の再審裁判に関わるかねぇ。辞退すべきだろうが。
まあ、そんな厚顔だから真実を訴える声が耳に入らないのかもな。
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