桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

裁判交流集会

2008-06-30 | Weblog
昨日から熱海に来ている。全国で冤罪や解雇など、裁判をしている人の交流集会だ。
初めて来たのが11年前。これで8回目くらいの参加だろうか。
来るたびに新しい参加者に会い、事件や闘いに違いこそあれ、困難な月日を過ごしている人の思いを聞く。そして、このような闘いを生み出している日本の後進性を考えさせられる。
俺は再審の分科会に参加しているが、来ているのが10事件、30名ほどだ。
基調報告が滋賀県の日野町事件。これが、またひどい事件なのだ。何も証拠が無くて自白で有罪になったことは共通してるが、一審の裁判長が検察官に予備的訴因を追加させて有罪にした問題がある。こっそりと検察官を呼び出して、有罪にするために訴因を追加させるなんて、これは犯罪だ。しかも驚くのは、そのアンフェアな裁判官・坪井祐子が転勤を重ねて、また大津地裁に部長として戻って来たと言うのだ。
名張事件で勇名を馳せた裁判官を、よりによって布川の東京高裁に転勤させたことと言い、裁判所の厚顔、恐るべきものがある。こうでなくては事実を無視して有罪判決は書けない。
裁判官の思考は優秀過ぎて国民の常識外にあるが、裁判員制度で国民に対峙して、さあどうなるか。楽しみですな。
困難な闘いを支える支援者の誠に、本当に励まされ、力付けられた二日間。また俺も勝利を目指して頑張るだけだ。
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