桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

ジャンを聞きながら

2011-07-29 | Weblog
今日は、北松戸の部屋で時間を過ごした。
丁度、目の前の競輪場では開設記念が開催されていて、朝から、それらしい人が集まっていた。
何をするでもなく、ノンビリと過ごしていたが、レースが始まってジャン(残り1周半を知らせる鐘)が鳴り、競輪場を見ると、最後の力を尽くす選手の走りが、建物の隙間を走り抜ける一瞬だが見える。
この松戸競輪場には、本当に良く来た。あの当時を思いながら、何だか不思議な気持ちでジャンを聞いている俺だった。

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