桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

稲穂

2009-07-31 | Weblog
早く田植えをした田には、もう稲穂が波打ち出した。稲が、どう成長するのか、考えたことも無かったが、茎の中を、あの稲穂が伸びて来て先端に顔を出し、そこに稲粒が孕まれて米になるらしい。
その成長過程を見極めて水の管理や肥料散布をするのが百姓の仕事らしいが、まだ青い稲穂に身が入り、色付く日も近いことだろう。そのころには俺の長い闘いにも決着のときが来ているだろうか?
待つのは楽しみ。待つのは喜び。そうなのだが、これで決着となれば、少し違う感覚もあって、このところの俺は、何時にも増して精神的な不安定があるように感じてる。
まあそれも誰にも体験出来ない俺だけが味わえる至福かも知れないけどね。
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