桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

尾道

2011-07-14 | Weblog
昨日は、広島から尾道の映画館に行った。
尾道は、今まで通過しただけ。どんな街かも知らなかったが、駅を下りると目の前には海があった。駅を出ると濃厚な潮の香りがするけれども、海は、少し広い川のようで、対岸を作る島が横たわっている。
向島と言うらしい。向かい側にあるから向島。単純なネーミングだが、この島は大きくて、その先にある瀬戸内海を隠している。
尾道の映画館は、駅と海の狭い地区にある。映画館には、地元のテレビ局が待っていて、女性支配人と海岸側の歩道を歩く様子の撮影をした。
俺が広島に来ることで、急きょ、昨日1日だけの上映を入れたようだったが、救援会の人など、かなりの人が来てくれていた。
話は30分。質問も入れて、何時も通りに俺の思いを話した。
新聞社が5社、取材に来て、冤罪に注目するマスコミに力強い思いを感じた。

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