桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

記者会見

2010-09-12 | Weblog
今回は、公判に続いて現地調査を行うためにホテルマロウドを借りての記者会見になった。
何時も通り、江川紹子さんが傍聴に来られ、一番前の席に座っていた。
当時の目撃者が証言したが、もう43年前のこと、かなり記憶が薄れたり、歪んでいたようだったけども、強く印象に残ったことの話は変わらないのだと感じた。自宅を出た時間の記憶は、当時の列車ダイヤによる街中の様子(列車が着くと街中が通りが多くなるから、その前に行った)が記憶の根拠だと言う部分は、俺も体験して知っていることなので納得出来た。
目撃した相手の個人名は、真実なのか、途中からの変化なのか、当時の記録が総て提出されていないのだから、何とも言いようがない。ただ、杉山でないとの言葉は、だろうなと思った。故に、この人の存在を警察も検察も隠して来たのだろうから。
しかし、43年前のことを証言させるなんて異常過ぎる。

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1 コメント

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お疲れ様でした (栃木救援会 石井)
2010-09-12 10:57:53
S君とネットカフェで、ネットを拝見しております。
11日は朝から予定がありましたので、学習会に参加したあと、記者会見前に帰宅してしまいました。
次回の10月の公判及び23日の千葉県で、またお会いしましょう。
もう大詰めですが、お体大切にして、がんばってください。
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