桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

お天道様が許さねぇ!

2013-06-14 | Weblog
上田大使の拷問禁止条約委員会での、シャラップ発言は、段々と批判が広がって、今日は日本テレビでも取り上げるらしい。
俺も映像を見たが、上田大使が「シャラップ!」と叫んだ後の議長の表情が、上田大使の発言をどう思ったかを、端的に表している。あれが可視化と言うのだろうが、ぜひ多くの人にユーチューブを見て欲しいねえ。
上田大使は、昨年の社会権規約委員会でも威圧的な言動をしたらしくて、これもお天道様が見ていると言うことだろう。

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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2013-06-14 23:30:34
いや、本当に上田氏がもっと賢くて、
ユーモアのセンスのある返しとかをやってくれなくてよかった・・・

この人は本当にいい仕事をしてくれましたよ。
これをきっかけに、少しは改善が進む可能性もゼロではないからです。
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部分可視化と物見の衆 (艘耶吧)
2013-06-16 11:59:04
桜井さん、はじめまして。

今回の暴言事件をきっかけにブログを拝読しました。
暴言であることよりも、頓珍漢な反応に、改善が進まない理由を見たように思います。

ただ、ユーチューブでは「シャラップ」と反応する答弁から始まっていて、
その直前がどんな様子だったか見られません。
また、傍聴席の様子も映っていません。

当日の会場がどんな感じだったか教えていただけませんでしょうか?
質問は何度も同じ内容が繰り返されていたのでしょうか?
「中世」という発言は唐突なものでしたか?
発言した委員本人は暴言を聞いてどんな表情でしたか?
傍聴席は日本からの参加者が多かったですか、
それとも日本以外からの参加者が多かったですか?

冤罪被害を受けたお立場から、「部分的な可視化」や
「部分的な情報だけ見た視聴者が判断しコメントすること」の危うさを
どのようにお考えでしょうか?

また、この件で傍聴者としての桜井さんへの取材はマスコミ、
一般ブロガーを含め、ありましたでしょうか?
初めてのコメントで突然の質問を立て続けにしてしまい
恐縮ですが、ブログ続編ででも書いていただけるとうれしいです。楽しみにしています。

暴言は酷いものでしたが、それもなければ注目されなかったことを想像すれば、
少し役に立ったかもしれません。

2006年からのブログ、このあと読んでみたいと思います。
これからも書き続けてください。
お身体気をつけて。
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