我が家の2匹目の同居猫のヒメは避妊手術をした。
手術跡を舐めないように頸枷を嵌められて、歩くたびに物に当たり、可哀想うだが、今日は5日目。かなり歩いたり、走ったりも慣れて来たようで、昨夜は2階にも自分で上がって来て俺のベッドに入って来た。
今朝、俺のヒザにいたとき、突然、激しく暴れ始めた。頸枷を取ろうとしている。
その狂ったような動きを抱きしめて落ち着かせようとしたが、頸枷は半分が抜けて口に入ってしまうほどに、必死に暴れた。
連れ合いが来て撫でたら落ち着いたが、その動きを見て刑務所にいたときの俺の体験を思い出した。
外に出たい、自由になりたいと思ったとき、骨が折れようが、砕けようが、この鉄格子を壊してでも出たい、と思った。目を閉じて深呼吸し、俺の上に空がある、自由な空があると思って気持ちを鎮めたあのとき。
きっと今朝のヒメも、あのときのオレと同じなのだと思ったら胸が熱くなったなぁ。
手術跡を舐めないように頸枷を嵌められて、歩くたびに物に当たり、可哀想うだが、今日は5日目。かなり歩いたり、走ったりも慣れて来たようで、昨夜は2階にも自分で上がって来て俺のベッドに入って来た。
今朝、俺のヒザにいたとき、突然、激しく暴れ始めた。頸枷を取ろうとしている。
その狂ったような動きを抱きしめて落ち着かせようとしたが、頸枷は半分が抜けて口に入ってしまうほどに、必死に暴れた。
連れ合いが来て撫でたら落ち着いたが、その動きを見て刑務所にいたときの俺の体験を思い出した。
外に出たい、自由になりたいと思ったとき、骨が折れようが、砕けようが、この鉄格子を壊してでも出たい、と思った。目を閉じて深呼吸し、俺の上に空がある、自由な空があると思って気持ちを鎮めたあのとき。
きっと今朝のヒメも、あのときのオレと同じなのだと思ったら胸が熱くなったなぁ。