桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

松橋事件

2017-11-29 | Weblog
福岡高裁で検察官の抗告が棄却されて再審開始決定が維持された。
まずは良かった。
大体、検察が抗告することが間違いなのだ。凶器で刃物に巻いたとする布を焼却したとする自白に反して、その布を検察官が持っていたなど、論外の話だろう。
こういうとき、検察は、それは違う布だとか、勘違いしたとか言い訳するが、無実の証拠を隠した検察官を処罰しない限り、あの腐れ組織は、今後も同じように犯罪行為を行い続ける。
松橋事件の再審開始決定維持は嬉しいが、腐れ検察には、ますます腹が立つばかりだ。