桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

決起集会

2017-02-06 | Weblog
昨日は、弁護団の要請による決起集会だった。
弁護団から裁判の現状が報告されたが、改めて警察と検察が行った捜査の誤りに付いて確認する思いだった。
書類上は釈放となり、起訴を見送って再捜査した結果、出て来た証拠は、総てが反対証拠ばかりだった。それを吉田検事が言葉で「犯人」として作り上げたのが布川事件だと、良く判る報告だった。
なぜ、あのときアリバイを真剣に捜査しなかったのか!!
警察と検察の責任は重大だ。これが勝てずして、どの事件が勝てると言うのか!!の思いになった昨日だった。