桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

砂川

2012-09-09 | Weblog

来月、砂川駅前の「ゆうホール」でショウジとタカオの映画に、大谷昭宏さんの講演がある。
その会を成功させるために、今日は砂川と滝川に宣伝に行った。
このところ、北海道は異常気象で、昨日までは暑いほどだったが、今日は雨。宣伝中に外に立つのが困難なほど、激しい雨になった。でも、何とか、砂川と滝川での宣伝活動を行った。
雨が降り、風が吹くと、かなり気温は下がって、肌寒いような1日になったが、これが普通らしい。
砂川も滝川も、道は真っ直ぐ。北海道だなぁ。

札幌の夜

2012-09-09 | Weblog
夜は、会を主催した皆さんと懇親会。22名だったろうか。
盛り上がったとき、前に座った男女が、警察官や検察官を殺してしまえと、過激なことを言うので、それは言わない方が良いと話したことで、また盛り上がった議論になった。俺は、その議論が楽しかったけど、周りの弁護士さんは心配したみたいだった。一緒に殺せは不適切と語っていた旭川の弁護士さんは、語る意味もないと、途中で離れてしまったほど、女性は自説を曲げず、女性の強さを味わった札幌の夜だった。
二次会は、イギリス風パブに。
杉山は、懇親会の途中で消えたが、すすきのの約束があると語る参加者もいて、きっと杉山らしい札幌の夜を過ごしたのだろう。

集会

2012-09-09 | Weblog
昨日の集会は、約120名の参加者だった。
実際に痴漢冤罪を体験した名古屋大学准教授の飯島さん、冤罪を作って検事を辞めた市川さん、それに俺と杉山が、それぞれに30分ずつ話して、最後は全員で壇上に並び質問に答える形で話した。
会場前、俺がクラーク会館に着くと、そこに待っていた男性が二人いて「映画を観ました、サインしてください」と言う。中学生らしい人は「おじいちゃんに色紙を書いてください」と、わざわざ色紙を用意していた。嬉しいような恥ずかしいような感じだった。