桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

クロネコヤマト

2012-08-02 | Weblog
宅急便の大手会社だが、トラブルが発生した。
宮崎から骨董品を送って貰ったが、何個か割れていた。
俺としては、一番気に入った品物は割れていたが、それでも支払いに充の品物は届いたと満足した。そして、割れた品物の価値が判らないからクロネコヤマトが保証すると言う品物の価値判断は、売り主に任せた。判らないからね。
その結果、「鑑定して保証をする」とクロネコは言い、「鑑定結果は1万数千円」と言った。
我が家に来た配達員は、その「鑑定した結果です」と言う金を寄越して、紙っきれに印鑑を押させてサインをさせた。
これで一見落着。
俺は、その紙っきれを捨てた。
ところが、クロネコヤマトは、売り主に「2万4千円を支払いました」と嘘を言った。
どうでもいいよね、そんな金。
でも、売り主も志志布志事件や大崎事件を支援する正義の人。「おかしい!」と確認したらば、クロネコヤマトは偽造収書は作るし、嘘は言うし、まるで警察や検察を見るようで唖然とした。
俺に電話が来て「すみません、2400円の領収書にサインをさせてしまった」と言う。はあ?だだよね。
俺は1万数千円しか貰っていないし、金額を書いた領収書にサインをした覚えはない。
これでは、まるで俺が2万4千円を貰っていながら嘘を言ったとなるよね。
吃驚した。切れた。怒った。俺が嘘を言うか!
なんだ、クロネコヤマトは!
甘く見てるねえ、クロネコヤマト。
俺は連れ合いと、あの保障金額は、もしかするとドライバーの自腹ではないか、だとしたらドライバーに悪かったね、と話したほど、金の受け渡しがおかしかった。
6日、俺が書いた領収書、割れた品物の鑑定書などを持参して、責任者が来るように言った。
嘘つきクロネコヤマト!となるか、警察や検察とは違い、誤りを認めて詫びるか、何だか楽しみだ。
さあてお立合い、クロネコヤマトの本性は!



工事開始

2012-08-02 | Weblog
水戸の家、大変に住み易くて気に入ってるが、欠点は2つかなぁ。
2階にトイレがない。夜中に、いちいち階下に下りるのはなぁ。
もう1つは、階下に和室がない。客人や連れ合いの両親に泊まって貰うスペースがなくて困ることだ。
まあ2階のトイレは不便を我慢すれば良いが、泊まって貰う部屋はなければ困るので、幸いに空いている庭に離れを造ることにした。工事が始まり、土方作業をする人が来て、仮釈放で社会に帰ってから俺がやって来た仕事だから、何だか見ているのは変な感じだ。
今日は家の土台となる基礎部分の生コンクリート。
真夏の生コンクリート作業は大変。倒れそうになるが、本当にお疲れさま!の思いで、俺は家の中で見ていた。

大阪府警

2012-08-02 | Weblog
大阪府警の警察官が、衆人環視の海水浴場で、少女に酒を飲ませて強姦したと言う。
やるねえ大阪府警は。
大阪地裁所長襲撃事件で、大阪府警は冤罪を作った。暴力で自白をさせて犯人にしたが、アリバイなどが証明されて無実になった。その無実になった人たちを「今でも犯人だと確信している」と、公判廷で語ったのも大阪府警の警察官だった。
人様の見ている前で強姦するなんて、人間の心を失っているとしか思えないが、無実になった人たちを国賠裁判の公判廷で「犯人だ」と主張するのも似たり寄ったりの常軌を逸した行為だよね。
警察官は、そういう職業なのかも知れないのだ。常に犯罪に向き合ううちに、犯罪者の心が移ってしまい、常識を失ってしまう、それが警察官という職業なのだ。
この連中を監視する法律が必要なのだと、何時になれば社会は知るだろうかなあ。

根性なし!

2012-08-02 | Weblog
東京高検が、東電OL殺人事件で特別抗告を断念したと言う。
根性なし!
犯人だと主張するならばやればいいじゃない。
なんでやらないんだよ、なんで「適切な理由がない」なんて弱気になったの?
出来ないのならば、素直に謝るんだね。
最高裁には検察庁からの天下りがいて、何時でも助けてくれるだろうに、それも出来ないのに「犯人だ」と主張するなんて、姑息に過ぎる。
あああ、情けない。
嘘の自白をしないで耐えたゴビンダさんを、あれだけの真犯人のDNA証拠が存在しても、なお「犯人だ」と主張する検察庁と言う組織は、もう解体して作り直すしかない。こんな連中に正義や道理を求めることは無理。無実の人を犯人にする犯罪者集団なのだから。

救援会練馬支部

2012-08-02 | Weblog
昨日は、練馬支部の大会で、そこに招かれて「救援会と布川事件」という話をして来た。
練馬支部に行くのは初めてだが、長く支援をしてくださった方もいて、お久しぶりに会って勝利を喜んで頂いた。
俺の話は、どこでも変わりはないが、「必ず人は変わり、変革のときは来る」という思いを喜んでくださった方がいて、受け留め方は色々だなあと思わされた。