桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

判決報告集会

2011-10-03 | Weblog
札幌での判決報告集会は、昨日、午後から開かれた。まず茨城守る会作成のDVDが上映され、俺、杉山、中沢事務局長の順に話した。
参加者は百名余りだったが、一緒に行った連れ合いの話も含めて話を聞いてくださる方が涙を流しておられるのを見て、本当に有り難いと思った。
これで北海道での布川事件が終了だが、今後も他の事件のことなどで来る機会がありそうだった。
俺も大好きになった北海道!これからは好きなときに来たいと思っている。

札幌控訴院

2011-10-03 | Weblog

昨日の会場前に、昔の裁判所があった。
札幌控訴院。
大賀弁護士に案内され、その法廷などを見学した。
昔は裁判官と同じ壇上に検察官席もあったのだ。更に、階上には、控訴院長と検事長の部屋があり、その各部屋の真ん中には、大きな会議室があったのだ。そして、その会議室には、両長の部屋から行ける扉があって、裁判官と検察官は日常的に談合していたのだから話にならない。
この過去があって、今の裁判所と検察庁の癒着があるのだと判る思いだった。

札幌刑務所

2011-10-03 | Weblog
昨日は札幌刑務所へ行った。大賀弁護士に案内されて北海道矯正展が開かれていたのを見学に行ったが、懐かしい思いだった。
何かあれば買いたいと思って行ったが、結局、性格テストをしたのみで帰ったけど、1番の成果は独房の造りを展示しているのが見られたこと。部屋に3枚の畳はご愛顧。4畳間のように展示されていたが、昔も今も3畳間。布団柄も代わりがなかった。
東京拘置所で顔を知る職員に会ったが、向こうは判らなかった。