桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

パフォーマンス

2010-11-07 | Weblog

今日、一緒に舞台に上がったテツオウさんは、ストリートミュージシャン。甘い声にマスク。夢を感じる若者だったが、井の頭公園には、そんな若者が沢山いて、公園を訪れる人を楽しませていた。

井の頭公園

2010-11-07 | Weblog



名前は知っていたが、今日、初めて来た。広いし、沢山の人が来て、それぞれに時間を費やしていたのには驚いた。素晴らしい公園だった。
俺は野外舞台を使ったイベントだったが、フィールドを自由に使ってパフォーマンスをしている人が、これもあっちこっちにいて、それを楽しんでいる人もいる、本当に自然と人が一緒に楽しんでいる公園だった。写真は、公園と、その様子。。

死刑を考える集い

2010-11-07 | Weblog
俺は死刑に反対だ。冤罪で死刑にしては取り返しがつかないことが一つだが、違う理由もある。
俺は冤罪を体験して、日本は人権に冷淡で命に過酷な国だと知らされた。
なぜこうなのかと考えたとき、政治的に冷酷で薄情な現れだと判った。
この日本に生まれ、生きる人の命を大事にする政治がないことが総てだと判り、命を大事にする観点から「日本に生きる人、住んでいる人の命を大事にする、それは犯罪者でも同じだ。ゆえに死刑は廃止する」と命に対する国家哲学を世界に宣言することから始めるべきだと思うのだ。
命を大事にする視点に欠けた政治ゆえに、あらゆる日本社会の問題は生まれているし、これを変えなければならないと思う気持ちは深まるばかりだ。

浩二さんへ

2010-11-07 | Weblog
俺は、ほとんど書き込みには反応しない。きっと書き込みをして下さる皆さんは無視されたと思っておられようが、公開された中で言葉をやり取りし、思いを語るのは、何だか塀の中で検閲された月日を思わせられて嫌なのだ。

倉島さんや吉岡さんの岩見沢、また行きます!昨日、赤旗まつりでお会い出来るかと、茨城の隣の北海道テントを覗きましたが、おられませんでしたね。

今朝、榎元公枝さんのご不幸をお知らせ下さいました浩二さん、有り難うございました。
彼女に知らせました後、すぐに削除しましたらば、また彼女から電話がありまして事情を聞きました。
もし他にお知らせ下さることがありましたらば、彼女のホームページは「救援美術展」で検索すれば辿り着くはずです。
彼女も弟を亡くしてます。浩二さんの哀しみには深い思いを重ねていると思います。
心からご冥福をお祈りしてます。

死刑を考える日

2010-11-07 | Weblog
日弁連では、そういう言葉で死刑制度の問題を考えるシンポジウムを続けている。
昨日は、その日にあたり、俺も招かれて日弁連のクレオで死刑事件の袴田事件をメインに集会が開かれた。最初に映画「BOX」を見た。
かなり脚色はされていたが、もちろん事実に変わりはない。味噌タンクに入っていた血染めの衣類が袴田さんの衣類だったとして有罪にされたが、これが警察が捏造した証拠だった袴田事件。袴田さんが履けないズボン、1年も味噌に漬かっていたのに味噌に染まらない衣類。普通、血液は時間の経過で黒色になるなに1年過ぎても赤色の問題など、でっち上げは明白だが、それを見抜けない裁判。
冤罪は、どの冤罪も同じように作られると、本当に良く判る映画だった。
ぜひ多くの人に見て欲しい。
映画の後、袴田事件と名張事件を弁護士さんが解説。その後、リレートークで、免田事件の免田さん、俺、袴田事件のお姉さんの袴田秀子さんが話した。
会場には若い人が多くて、今までのシンポジウムとは、少し違った雰囲気で、快晴の土曜日だったが、170名の人が来てくれた。
この皆さんが冤罪に力を貸してくれるならば、明日は希望だ。

ショック

2010-11-07 | Weblog
昨日、キャンセルになった予定を消そうとして選別消去を選んで操作したらば、全部の予定が消えてしまった。
あァあ、どうしょう?
一応、手帳にも書いてあるはずだが、自信はない。
消えてしまったのは仕方ないけど、失敗だなぁ。