そんな雑誌があることは知っていた。その昔、どこかで見た記憶はあるが、何時のことかも覚えていない程度のものだ。
布川事件を連れ合いが書いたように発表されたことで雑誌が送られて来て読んだ。
連れ合いが書いたものではないし、多少の違いはあったが、取り立てていうほどのことはなかった。これはこれで読む人に、違った布川事件を知らせることになるのかも知れない。
俺が思ったのは、因縁かなぁ。
俺たちを有罪にした最高裁判事の一人が、栗本一夫と言った。最高裁判事だったときの言動は、典型的な官僚判事だったらしいが、俺たちを犯人にした罪を背負って死んでいる。
その息子が同じ号に載っていた。特に息子だからと、特別の思いはないが、俺たちが勝つ今、闘病する栗本一夫の息子が載っていたなんて因縁だよね。
ついでに、草加事件で名を馳せた検事、住田裕子(裕子は、この字だっけ?)が人生相談をしてるのも判った。
この人、シブトかった。A型汗とB型の唾液が混じればAB型になる!なんて、およそ科学にあり得ない考えを示して、少年たちを犯人だと言ったオンナだ。
少年たちが無罪になった後、出演していた日本テレビ「行列の出来る法律相談」を休み、海外に逃げ出した。謝罪を求める声にも、とうとう誠実には対応しなかったのだ。
こんな人でも人生相談は出来るんだねぇ。
色々な思いをくれた婦人公論だった。
布川事件を連れ合いが書いたように発表されたことで雑誌が送られて来て読んだ。
連れ合いが書いたものではないし、多少の違いはあったが、取り立てていうほどのことはなかった。これはこれで読む人に、違った布川事件を知らせることになるのかも知れない。
俺が思ったのは、因縁かなぁ。
俺たちを有罪にした最高裁判事の一人が、栗本一夫と言った。最高裁判事だったときの言動は、典型的な官僚判事だったらしいが、俺たちを犯人にした罪を背負って死んでいる。
その息子が同じ号に載っていた。特に息子だからと、特別の思いはないが、俺たちが勝つ今、闘病する栗本一夫の息子が載っていたなんて因縁だよね。
ついでに、草加事件で名を馳せた検事、住田裕子(裕子は、この字だっけ?)が人生相談をしてるのも判った。
この人、シブトかった。A型汗とB型の唾液が混じればAB型になる!なんて、およそ科学にあり得ない考えを示して、少年たちを犯人だと言ったオンナだ。
少年たちが無罪になった後、出演していた日本テレビ「行列の出来る法律相談」を休み、海外に逃げ出した。謝罪を求める声にも、とうとう誠実には対応しなかったのだ。
こんな人でも人生相談は出来るんだねぇ。
色々な思いをくれた婦人公論だった。