桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

婦人公論

2010-08-06 | Weblog
そんな雑誌があることは知っていた。その昔、どこかで見た記憶はあるが、何時のことかも覚えていない程度のものだ。
布川事件を連れ合いが書いたように発表されたことで雑誌が送られて来て読んだ。
連れ合いが書いたものではないし、多少の違いはあったが、取り立てていうほどのことはなかった。これはこれで読む人に、違った布川事件を知らせることになるのかも知れない。
俺が思ったのは、因縁かなぁ。
俺たちを有罪にした最高裁判事の一人が、栗本一夫と言った。最高裁判事だったときの言動は、典型的な官僚判事だったらしいが、俺たちを犯人にした罪を背負って死んでいる。
その息子が同じ号に載っていた。特に息子だからと、特別の思いはないが、俺たちが勝つ今、闘病する栗本一夫の息子が載っていたなんて因縁だよね。
ついでに、草加事件で名を馳せた検事、住田裕子(裕子は、この字だっけ?)が人生相談をしてるのも判った。
この人、シブトかった。A型汗とB型の唾液が混じればAB型になる!なんて、およそ科学にあり得ない考えを示して、少年たちを犯人だと言ったオンナだ。
少年たちが無罪になった後、出演していた日本テレビ「行列の出来る法律相談」を休み、海外に逃げ出した。謝罪を求める声にも、とうとう誠実には対応しなかったのだ。
こんな人でも人生相談は出来るんだねぇ。
色々な思いをくれた婦人公論だった。

髪の毛まで

2010-08-06 | Weblog
久しぶりに床屋へ行った。そんなに伸びてはいないが、髪が多くてボサつく感じになって来たので、少し髪を梳いてもらうつもりで行った。
何とか注文通りに終わり、ドライヤーで整えてくれながら女性店主が言うには、「クセっ毛で、伸ばしたらどうなるかと心配してましたが、パーマをかけたようになりますね」だと。
確かに、洗った後も自然にまとまると思ったが、そんなにクセがあるとは思わなかった。
俺は、足は短いし、背は低いし、大した取り柄のない身体と思っていたが、髪の毛は恵まれたらしい。いや、髪の毛も恵まれたのだ。両親に感謝だなぁ?

年金暮らし

2010-08-06 | Weblog
俺は年金を納めたことがあるのか、良く判らない。全うな会社に勤めたこともあるのだから、多分、いくばくかの年金が記録されていることだろう。
社会に帰った後、町役場へ行ったらば「桜井さん、これから納めても年金は貰えないから止めた方がいいですよ」と言われた。
今、仕事に行かない毎日になり、今日のように予定のない日は、年金暮らしはかくや!と思う感覚を味わうが、俺には年金はない。
裁判が終わった後、どんな毎日になるのかは判らないが、年金暮らしにならないことだけは確実だ、

花火大会

2010-08-06 | Weblog
俺は、人込みが嫌いだから、殆んど花火大会には行かない。地元、利根町のは人出も大したことはないから、それでも行くが、他の町で開かれる花火大会には行った記憶がないほどだ。
水戸千波湖花火大会は、この人出に対して宣伝活動をすることから、毎年行くが、でも、まともに花火を見たことはない。
今日は、千波湖花火大会。これが最後の宣伝活動になるだろうが、お礼か中心の活動だろうから気楽だねぇ。