桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

冤罪仲間

2008-12-08 | Weblog
昨日は、岡山で痴漢冤罪事件に巻き込まれた山本真也さんの闘いを支える会総会に招かれて話をしてきた。山本さんは国鉄、JRの労働者。それが鉄道警察に5ヶ月も尾行された末の痴漢と言うからウロンな話だ。謀略、でっち上げ、筋書き、見え見えではなかろうか。
その集会は、熱い心が満ちていて60人以上の参加者だった。
俺は、何時も通りに布川事件の体験を話し、証拠をでっち上げる警察、証拠を隠す検察の実体を語り、真実を見抜けない裁判所の罪を怒って来た。
冤罪は三位一体、警察、検察、裁判所のトライアングルによって作られる
明るく楽しい布川事件を岡山にも伝えて来た。