桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

法務省

2008-08-23 | Weblog
そのトップは事務次官になるわけだが、実際の省内は検察官の巣窟。実態は検事総長の配下になる。
米軍人の犯罪に対し、裁判権を放棄した密約があり、その資料の公表をしないようにと、法務省から国会図書館に要請があったとのニュースがながれた。
これは、司法、立法、行政の三権分立からどうだとか、今朝の報道は批判的だったが、まあ検察庁らいしよね。
米軍に屈服した姿を国民に知られたくないから公表に横槍。これが法治国家だと言うから笑える。
日本人は中国が無法とか、ロシアは野蛮とか言う。まあ当たってる部分はあるが、日本もいい加減な国だよね。アメリカの言うことさえ聞けばいい、か。情けない。
こんな感覚の輩だからこそ、裁判で証拠隠しをして平然としていられる。
昔から、こんな国だったのかなぁ、日本は。ただアタマがいい、お勉強的にアタマのいい輩が国家を私物科してる。
変えたいよね、正義と道理の通る国に。