桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

積丹半島を回って

2006-06-25 | Weblog
 小樽支部のFさんの車で余市を出て、古平、岩内、倶知安と回り、小集会をしました。
どこでも布川事件を知らない人が大半で、しかも「今もそうなんですか?」と聞く人が必ずいて、冤罪の実態を知らない方も多いようでしたから、単に布川事件の宣伝だけではない成果の手応えがありました。

 夜は小樽に戻っての集会。昨年のコンサートに来てくださった方と初めての方が半々の26名ほど。ビデオと話と歌、パターン化しました1時間半。
病を押し、会いたいと来てくださった方を含めて、皆さんが元気になったと言ってくださる喜びを小樽でも味わいました。

 その後の懇親会は三次会、午前2時過ぎまで続き、「ショウちゃん!」と呼んでくれる人との時間、小樽の夜は楽しかった!

余市から

2006-06-25 | Weblog
5年ほど前、余市に来て団体を訪問したことがありました。何かの原因で食中毒症状になり、訴えに訪れた病院で点滴を受けたというエピソードがありました。
しかし、すっかり北海道の水に慣れた今回は、何事も無く余市に入り、余市で高校教諭をされてるA先生のご案内で市内を回りました。
夜は駅前の喫茶店「たんぽぽ」を借りての集会。
唄って話してでしたが、時間が短くて思いの半分も話せませんでした。
でも、持参したCDが売り切れになるほど、みなさんに伝わったのだと思います。

 ちなみに宿は鮎の北限の川傍。
朝ご飯には、前日にA先生の紹介で挨拶したオーナーのサービスらしい鮎の塩焼きが付き、感激でした。