桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

6度目の北海道

2006-06-20 | Weblog
 すっかり飛行機にも慣れて、羽田を飛び立ってすぐに寝てしまい、目覚めれば津軽海峡の上。
少し雲のある千歳に着陸すれば、関東とは違って、風が涼しい。 同行のKさんが前便で待ち受けてくれ、救援会北海道本部会長の守屋さんと合流し、車で室蘭へ。
 
 室蘭では、4年前に訪れたとき、一緒に市内を回って下さったHさんの案内で、7団体を訪問し、最後の闘いへの支援を訴えて回りました。

 早めに終わり、ホテルに入れたことで、久しぶりに散髪をしました。Hさんご推薦の店でやり、満足でしたが、その店へ行く2百メートルくらいの間に、何と床屋が8軒もあるんです。何でも新日鉄が全盛時代は社宅が立ち並んでいたのだとか。これだけが名残りのようです。

 夜は集会。伊達から参加して下さった救援会の方を含めて20人でした。会場カンパもいただきました。
もちろん歌も唄いましたよ!

 ぐずついていた天気が続いていたのが回復して晴れた室蘭、さすがに晴れ男?でした。

 苫小牧での予定が午後からなので、少し市内を観光しました。
地球岬などを見て回りましたが、やはり驚いたのは床屋の数!
それだけ人口があり、しかも男が多かった証拠!ですね。
霧が深くて、全く視界の利かない展望台でした。